27日(金)、自宅で夕食後、ソファーにぶっ倒れ、気づいたら・・・翌28日(土)だった。
仕事が、忙しいんだよー!
気を取り直して。
3月23日、上海市政府が、重点国家から日本を除外してくれたと思ったら・・・28日~有効
な中国査証・居留許可を所持する外国人の入国が、一時停止に。
(ただし、外交や公務、礼遇、乗務員査証での入国可。)
中国在留邦人が、俗に言うところの”鎖国政策”。
国内は、抑え込めたということになっているのに境外輸入型(海外からの流入型)、特にイギ
リス&アメリカから入国する感染者が、多過ぎるんだよー! と業を煮やしたらしい。
結果、日本へ一時退避している駐在員&帯同家族は、再入国出来なくなった。
中には、一足先に上海入りしていた駐在員と日本へ退避中のご家族が、離れ離れになって
しまったご家庭も。
そして、上海で暮らしている我々は、気軽に一時帰国出来なくなった。
だって、一旦、この国を出国したら、再入国出来ないから。
”アリ地獄”かよー!
そもそも欧米に比べ人気のない中国駐在だが、”隣国だから気軽に一時帰国出来る”という
唯一のメリットさえも失った今、「他に何のいいことがあるんだー!」と叫んだ在留邦人も
少なくないだろう。
そうそう、4月着任予定だった新任駐在員は、中国査証の新規発給が、停止しており、日本
で足止め中。
いやはや多くの外資系企業が、大混乱。
残っている人員が、その対応に追われている・・・。
そうこうする内に、上海日本人学校HPに重要なお知らせが、掲載された。
要約すると・・・当面開校の目途が立たないので、安定して学習に取り組むため、日本の
学校への転入を強くお勧めする。上海残留児童生徒には、通信教育を受講出来るように
準備中。
ご助言は、大変有難いのですが、今や気軽に出国し、日本の学校へ転入させることも
難しいのです・・・。
何しろ”アリ地獄”だからー!
とりあえず、息子に現実を知らせたら、これはさすがにマズイ!と思ったのか、自ら”時間
割”を作成し、30日(月)から本気で学習に取り組むらしい。
いや、そもそも今は、小学校を卒業し、平常時でも授業はないんだけどね・・・。
まぁ、本人が、やる気になってるから、そっと見守っておくよ。
いよいよ上海では、大半の企業が、通常営業へ戻る流れ。
仕事も忙しいのに上海市の新型コロナウイルス防疫体制の変更も目まぐるしく、その情報
を把握するのも大変・・・。
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中学校入学式が、開催される頃、上海は、すでに初夏で汗ばむ陽気かも。
息子用に用意したフォーマルスーツは、「故・羽田孜(元首相)の”省エネルック”に倣い、
袖を切った方がいいだろうか?」とボケてみたら・・・平成19年生まれの息子には、全く
通じておらず、旦那さんだけが、ウケてた。
ありがとう、昭和世代の同士よ!