SIMカードを交換したかっただけだが、そうもいかなかったので、この旅は、2週目に突入。
(平日フルタイム勤務のため、週末しか対応出来ない。)
12日(日)、母子2人分の旧パスポートも携え、息子を連れ、中国移動の営業所④へ出向く
ことに。
幸いにも自宅からバス1本で行ける営業所④は、確かにこれまでの営業所よりも期待でき
そうな規模だった。
受付係が用件を確認、隣の発券機で番号を取るよう促され、若干システマチック。
複数の窓口が並び、ベンチではなく、小ぎれいなソファーに座りたいと息子が言うので、そこ
で待つことに。
再度、窓口に目をやると3つが稼働中。
しかし、間もなく1つが、休憩に入り、窓口は2つに減少・・・またもやあの営業所②&③の
呪い再来か!?と警戒していたら、「母さん、大丈夫だよ!僕達の番号は、次だから!」と
息子に励まされる。
程なくして番号を呼ばれ、窓口で用件と携帯登録時のパスポートが不明のため、母子の旧
パスポート番号と照合して欲しいと伝えた。
息子の旧パスポートで登録されていたことがすぐに判明したものの、「なぜパスポート更新
で番号まで変更されたのか?」と質問され、日本のパスポートは、更新の度に番号も変更
され、更に未成年用は、5年毎に更新が必要なため、頻繁に番号が変更されてしまう事情
を説明。
(後日、同僚中国人に確認したところ、中国人未成年のパスポートも同様であり、この担当
者が、事情に疎いだけらしい。)
記録されているパスポート番号の更新権限が、担当者になく、しばし待たされる。
その後、自宅住所について口頭で確認、息子の署名を経て、ようやくパスポート番号更新と
従来よりも一回り小さなナノSIMカードを発行してくれた。(無料で対応)
ただし、剥き出しのナノSIMカードを渡されても困るので、新しい携帯へセットしてもらうよう
依頼。
現状の契約料金プランを割高に感じるので、サービス内容を説明してもらい、不要なサー
ビスを外した。
営業所④での所要時間は、30分間。
これでようやく一連の交換手続きが完了し、営業所4軒目にして、この旅は、無事終了した。
中国移動にてナノSIMカード(纳诺SIM卡)の交換手続きが必要な場合
1.中国移動の営業所を調べる。上海实体营业厅查询
2.地下鉄の駅や大型ショッピングモール付近など繁華街にある営業所は、混雑しており、
住宅街の営業所の方が、待ち時間が短い傾向。
3.週末にしか出向けない場合は、午前中の方が、比較的混雑しない。
4.SIMカードを持参する。
5.携帯契約時のパスポートを持参する。パスポートを更新済の場合は、新しいパスポート
も持参し、登録データの更新を依頼する。(中国では、携帯の実名登録が、義務付けられ
ており、外国人は、パスポートの提示が必要。)
* おまけ *
上海の窓口で手続きをすると1人当たりの所要時間が日本よりも長く、業務効率が低いよう
に感じる。
今回の中国移動に限定すれば、窓口担当と客の双方に原因があるようだ。
・窓口担当側の原因
①接客中にもかかわらず、隣の担当者と雑談を始め、どこまで手続きを進めていたかを
忘れ、客に再確認。(二度手間)
②隣の担当者の業務であっても自分が知っていることがあれば、首を挟み、どこまで手続
きを進めていたかを失念。(またもや二度手間)
③業務と無関係な雑談を客と始め、時間が経過。
ネズミ家の場合、”日本人なのになぜ中国語を話せるのか?”や”息子も中国語を話せ
るのか?”、”中国のローカル校で教育を受けているのか?”等、単なる担当者の好奇
心に端を発した質問をされる。
・客側の原因
①相談内容が、要領を得ていない。
②家族など複数で来店し、意見を集約しないまま相談を開始し、家族間の意見の相違に
気づき、窓口で揉め始める。
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新しい携帯が使えるようになった息子は、嬉しそうに両親の連絡先を登録していた。