6月16日(日)は、”父の日”。

ネズミにとっての父ではないが、中国の僻地へ出張し、頑張る旦那さんを大好物のお寿司

へご招待した。

未成年の息子の代わりにネズミが、”支払い担当”。

20世紀初頭の洋館が建ち並ぶ上海の観光スポット”外灘(ワイタン)”にある”外灘18号

(Bund18)”(中央の建物)は、1923年建造でイギリスのスタンダードチャータード銀行

本部として使用されていた歴史的建造物だ。

1階には、駐在妻ブログのアフタヌーンティーでお馴染みの”Joel Robuchon”があるが、

会社員のネズミには、全く無縁の存在・・・。

”父の日プロモーションランチ”を予約しておいた。

前菜は、カニの茶わん蒸し。

続いて、にぎり寿司が、10貫。

ミル貝から始まり・・・ブリの漬け。

押し寿司以外では初めて頂いた太刀魚の炙り。

身がふっくらしており、息子曰く、「穴子よりもあっさり。」

北海道産ウニには、ヒマラヤの岩塩を削って。

上海で頂いたウニでは、No.1の鮮度と美味しさでほんのり甘かった。

最後は、タマゴ。

タマゴと山芋、エビ、みりん、塩だけで仕上げてあるそうだが、フワッとしたカステラ

のような食感で口の中で消えてなくなる。

そして、海苔のお味噌汁。

デザートの選択肢が多過ぎて目移りするが、パッションフルーツとオレンジのゼリー

寄せを選んだら、口の中にさわやかな甘みが広がった。

 

鮮魚は、日本の長崎から調達し、シャリのお米は、北海道産ユメピリカを使用。

赤酢を使った江戸前寿司で日本人の寿司職人さんが、目の前で握って下さる。

一瞬、上海にいるのを忘れてしまいそうだが、この日のお客様は、ネズミ家以外は

中国人ばかりでお寿司に精通した方も。

中国人客の来店が多いそうだが、日本の味とサービスが堪能出来るので、記念日

や接待にもお勧め。

日本酒も豊富で、舌の肥えた和食通の中国人の接待にも良さそうだ。

 

”父の日プロモーションランチ” 398元(約6,400円)は、6月18日まで。

通常ランチは、498元(約8千円)。

別途、10%のサービス料あり。

 

GINZA ONODERA(寿司)

 住所:外灘18号(×南京東路)3階

 電話:6333-9818

 営業時間:ランチは11:00~14:00、ディナーは17:00~22:00

 カウンター席は13席のみ。他に個室(6名、8名)あり。予約が、望ましい。

 ※同じフロアでONODERAの”鉄板焼き”と”天ぷら”も楽しめる。

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カウンターで職人さんの手さばきを眺めながら、頂いているとまた、家庭料理も頑張ろう

と思い、早速、帰宅後に漬物を漬けてみた。