昨年2018年の仕事納めは、12月29日(土)だった。

12月30日~1月1日までの三連休の元旦休暇を捻出するため、土曜日が、振替出勤日

となった。

おかげで6日間連続勤務、本当にこのケチ臭い制度は、ご勘弁頂きたい。

 

帰宅すると、アイ(お手伝いさん)が、開口一番に「洗濯機が壊れて、脱水出来ない。」と

言った。

冬休みで家にいる息子へも確認したら、”バケツから取り出した直後ぐらいのビチョビチョ”

らしい。

それは、あかんな・・・。ガーン

2週間前からデニムなどの厚地を洗うと洗濯槽が、上手く回転しない、という前兆はあった

が、よりによって、なぜこのタイミングだ!?ムキー

会社で仕事納めしようともプライベートの業務量が、増加。えーん

しかも鏡餅とおせち料理作りに取り掛かるこの時期と重ねて来るって、ケンカ売ってるのか!?

そう言えば、忘れもしない極寒の日、2017年クリスマス目前にリビングの大型エアコンが、

天に召された。

そして、2018年年末は、洗濯機かっ!プンプン

いや、細かいことを言うと、上海のマンションなんて家具家電を含め、年中どっかが壊れて

いるので、些細な故障は、数に入れないことにした。

全ての故障を脳のメモリーに記録したら、発狂してこんな国には、住めない。

とりあえず、不動産屋経由で大家さんと交渉してもらうが、何としても三連休前に洗濯機を

手配したい、と気持ちは焦る。

気を利かせた不動産屋が、京東(大手ネット通販サイト)で購入して下さり、大晦日の31日

に配達されることに。

しかし、次は、メーカーの設置担当者を手配しないと使えるようにはならない、と判明。

給水ホースを繋いで、排水パイプを排水溝に挿し込み、電源入れたら、使えるんちゃうん

かいっ!びっくり

またまた不動産屋のご配慮で、午前配達、午後設置と決定。

無事洗濯機は届いたものの、午後になっても設置担当者が現われないので、直接電話を

して正確な到着時刻を確認したら、20分遅刻。

上海的には、誤差の範囲だし、部屋を汚さないようにビニール製の靴カバーも持参して

おり、好印象を抱いた。

設置場所を確認した担当者が、一言。

「蛇口と洗濯機を固定する枠の交換で追加料金300元(約5千円)を頂きますが、設置

しますか?」

いやいや、この期に及んで設置しないアホがおるんかいっ!びっくり

「設置せざるを得ない相手に金銭を要求し、本当は、自分のポケットマネーにする手口か?」

と日本語で家族へ話したら・・・

「お母さんの発想が、中国に擦れ過ぎていて怖いっ!ガーン」と息子に嘆かれた。

結局、構造上、必要な交換と分かり、費用は、大家さん負担と決定し、作業を開始。

手際よく設置、作動確認と簡単な使用方法までご説明下さり、責任感のある担当者と判明。

上海生活が長過ぎて、疑心暗鬼でごめんよ・・・ショボーン

 

そんなわけで2018年最後の日、無事に洗濯機は、設置された。

不動産屋さん、大家さん、配送員、設置担当者、みんなありがとう。

終わりよければ、全て良し!ニコニコ

新しい洗濯機を迎え、新年を迎え、気持ちも新たに暮らそうと思う。

 

そして、今年の年末は、冷蔵庫あたりが壊れるのではないかと今から警戒している。

 

* おまけ *

元旦休暇に家族でよゐこの”無人島0円生活”という番組を見た。

今回は、吉田沙保里さん(レスリング選手)とwith Bも参戦。

with Bが、夕ご飯の魚を一匹も捕れなかった時に吉田さんが、掛けた言葉と切替えの

早さ、無人島を去る際、この経験が如何に自分の糧となったのか、という総括にさすが

オリンピック選手ともなると精神力が、並外れていると感心した。

 

スポーツ選手とは異なる次元だが、便利になった上海とは言え、とにかく日々、様々な事件

が発生し、その対応や解決、遣り過ごす(諦めて忘却、とも言う)の繰り返し。

更に仕事ともなると、フツーの日本人的には、想像を絶する”そんなミスあり得るのか!?”

という事件が勃発し、その消火活動も忙しい。

はっきり言って、繊細な神経の持ち主なら、発狂する。

そんな国なので、日本人でも”精神力強め”や”気持ちの切り替えが早い”という方が、向い

ているかと思う。

”何があっても大丈夫、何とかなるさ!”という楽観主義者なら、なお良し。

          **********

古い洗濯機は、配送員が、30元(約500円)で下取りしてくれた。

モーターが壊れており、ステンレス製の洗濯槽しかリサイクル出来ないから、この価格とか。

洗濯機は、大家さんの固定資産なので、30元は、大家さんへネット送金しておいた。

日本人全体の評価に繋がるので、こういう誠実な対応を忘れてはならない。