上海の日本人コミュニティ | 中国上海

上海の日本人コミュニティ



本日は、上海の日本人コミュニティについて取り上げます。

国の最大都市である上海は、今やアジア有数の国際都市でもあります。
経済の発展とともに、上海に住む外国人は爆発的に増加しています。上海の統計データを見ると、 15万人ぐらいの外国人が長期滞在しており、中でも日本人は約5万人で一番多くなっています。

しかしながら、実際に上海に住む日本人の数は統計データを遥かに超えています。出張や旅行といった流動人口を含めると、常時10万人程度の日本人が上海にいると言われています。
上海は常住人口1800万人の大都会であることを考えると、日本人が10万人と言ってもたいした存在ではありません。
しかし、上海在住の日本人は群れて住んでいるので、結構目立っている存在であり、中国最大の日本人コミュニティを形成しつつあります。

在上海の日本人は主に三つのエリアに住んでいます。
最も集中しているのは市内西部の虹橋エリアと古北エリアです。
虹橋エリアには日本領事館があり、日系企業も沢山集まっています。
古北エリアは虹橋エリアのすぐそばですが、そこは主に日本人が生活する場所であるから、日本人向けの賃貸マンション、スーパーやレストランなどが非常に多い。


もう一つは浦東エリアです。
浦東は市中心部より黄浦江を隔てている地域であるが、この十数年間で急速な発展を遂げ、中国を代表する金融街や開発区が形成されています。

そのため、近年、浦東に住む日本人も急速に増えています。
上海にある二番目の日本人学校は浦東エリアにあり、2006年に開校されたばかり。ちなみに、二つの上海日本人学校の児童・生徒数は2500名を超えており、世界一の日本人学校となっています。
それは、上海の生活条件の向上に伴い、家族帯同の在留邦人が急増しているということを反映しています。

日本人が集中的に住んでいるエリアは、異国を感じさせない「ミニ日本」のようにみえます。
日本料理店なら寿司、焼肉、カレー、とんかつ、うなぎ等々、何でも揃っているうえに味も結構いけます。また、日本の食材を売るスーパー、日本人向けのパン屋、美容院、マッサージ屋などがあちこちにあります。飲み屋、クラブなども少なくない。
日本人は群れて住んでいるから、それらのエリアには日本人入居率がほぼ100%を占めます。賃貸マンションが沢山あります。

日本人向けの賃貸マンションはほとんど高級住宅地に立地され、日本料理店やコンビニ、幼稚園などが併設されているものも珍しくありません。
入り口の受付や警備員といったスタッフは全員中国人ですが、みんな日本語ができ、挨拶も非常に丁寧です。

一方、上海にて発行している在住日本人向けの週刊・月刊フリーペーパーは10種類ぐらいもあり、新鮮な日本語情報を無料で提供しています。
掲載されているコンテンツは、現地のグルメ、観光、不動産、ビジネス、求人情報、イベント情報、そして日本のスポーツ新聞ニュースなどを含め、非常に豊富です。
あまりの便利さと住み心地のよさで、逆に日本に戻りたがらないという話もよく聞きます。
「Global Voices from Japan」 より抜粋)


■ 中国・上海から野田道貴さんのレポート

上海での日本人の暮らしはどうなのか伺ってみました。
日本語の情報誌も充実していますし、(意外ですね!)日本人が経営する日本食のお店も何百軒とあるそうです。
海外にありがちな「なんちゃって和食」ではなく、専門店や相当レベルの高いお店がしのぎを削っています。

日本人用に造られたマンションも多数ありますし、日本語で受けられるサービスも豊富。
ここでは(それがよいことかどうかは別にして)、日本人が日本人として生活できる環境が整っています。こういうところが充実しているといいですね。

また、海外ならではの「県人会」や、大学の同窓会、趣味の集まりなど、何百というサークルなどの日本人同士のコミュニティも活発に活動しているので、こういった会合を通じて、異業種交流なども盛んに行われています。
「World Flowers Network」 より抜粋)


■ 台湾か上海かシンガポールか香港か


現地でのライフという意味では…、この中では上海が一番かな。
中国らしい部分を残しつつ都会化されているため、日本とそうギャップを感じることなく暮らせるでしょう。
外国人も多いですし遊ぶところ(クラブやディスコとか)もありますし、足を伸ばせば旅行先もたくさんありますし、留学生らしい生活を送ることが出来ると思います。どんどん物価が高騰してるとはいえ、まだまだ他に比べると安いですしね。
台湾とシンガポールは都会化されすぎて、生活の感覚が日本とあんまり変わらない気がします。物価も食費も留学費用も(私に言わせれば)高いです。もし、日本とあまり変わらない生活レベルを維持したければ(衛生面などですね)中国本土よりは良いかもしれません。

香港は、個人的には一番好きなんですが、物価が高いですし、言葉の違いもありますし留学先としては疑問です。

あっ。ひとつ忘れてならないのが、「人」です。

どこでもあることですが、日本人を食い物にしようとする人が、ほかの三つの地域よりは上海に多い気がします。
台 湾やシンガポールだと、日本人に対して憧れみたいなものを抱いているようで、現地の方がとても丁寧に接してくださいますし、相対していてあまり疲れたりし ないのですが、上海では現地の人に張り合ってこられたり騙されそうになったり見下されたり、バイタリティーに圧倒されるところがあります。

そういう中国人らしさを面白がれる人は良いと思うのですが、鬱陶しいと感じる人には上海への留学はキツイかもしれません。(大阪人が苦手な人は無理かも…)
「アット!解決Q&Aコミュニティー」 より抜粋)


■ 上海日本人学校 高等部

2011年4月に上海にて、世界初の日本人学校高等部が設立されます。

現在、上海市内だけで日本人学校は2校あり両校会わせた生徒・児童数は約2500人というマンモス校ぶりからみても、いかに規模が大きいのかがわかります。
現在、世界51カ国・地域には日本人学校が88校あるが、これまで高等部はありませんでした。

新しい高等部の売りは国際都市上海の立地条件を活かし、国際性豊かな人材の育成を目指すこと。世界を舞台に活躍する人材を育てるため語学、企業でのインターンシップなどの実学も重視していくといいます。

英語、中国語の学習に加え、地元高校との交流や在上海企業での体験プログラムなど上海でしか体験できない授業が検討されている。また日本の名門私立大学とも提携し、教師は件や推薦枠の提供、卒業前帰国の編入などが可能になることも視野に入れていくそうです。

これまでの海外駐在員は、子女の私学受験を視野に入れ、中学生、あるいはその前に段階で日本に帰還させる、というパターンが多く、それにより家族が引き裂かれるというケースが散見されていました。
(「上海駐在日報 ~Road to 2016~」より抜粋)


初めて海外生活をしてみたい、という人には上海は良いところかもしれません。しかし、セキュリティにしても何しても外国人として暮らしますので、自己責任が必要になります。



上海の飲食店物件にご興味がある方は、下記の内容を明記の上、上海エスタブ 担当熊谷(くまがい)までメールをお送りください。

・会社名/・お名前/・店舗の希望業態/・お探ししている経緯
をお知らせいただいた方に、熊谷より詳しい店舗情報をご返信させていただきます。また、物件の内見もできますのでご連絡ください。

また、飲食店舗物件の紹介をしております。情報を提供したい方がいらっしゃいましたら、熊谷までご連絡ください。おうかがいさせていただきます。
【熊谷(くまがい)連絡先】
bigluck1122@gmail.com


本日も最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。


ただいま、 ”中国ブログランキング” に参加しております。励みに
なりますので、下記のクリックの応援をよろしくお願いいたします。

中国関連ブログランキングへ



それでは、また。