1980年には世界初缶入りウーロン茶を発売されてるの。『お〜いお茶』よりも前にウーロン茶やジャスミン茶を出してたんですねー、初めて知りました。
そんな伊藤園さんですから、ジャスミン茶にはプライドとこだわりがあります。
1985年の缶入りジャスミン茶発売以来、色々なジャスミンティーを出されています。
それに関して、今回参加したイベントRSP87thでムービーをみせてもらいました。
ジャスミンティー香りのひみつ
伊藤園さんのジャスミン茶は自社独自の原料を使っているそうなのですが、これが想像以上のこだわりで。
咲く瞬間の1番香り高いジャスミンを使うため、つぼみを、なんと手作業で摘み取るの。
ジャスミンの花は摘まれても生きているので開いてきます。それを選別して適したつぼみを集めます。
ジャスミンって夜に開花するそうなので、その日の夜に咲きそうなつぼみを目で見ながらひとつずつ摘み取って、さらに同じタイミングで開花するように選別するんですって。
緑茶の葉に、開花する時の1番香りを放つジャスミンを重ねて香りを移します。
さらに一晩中、何回も混ぜながら均一に香りを移します。
温度や水分の管理をしながら行う繊細な作業ですね。
香り付けが終わったら、ジャスミンの花を取り除いて茶葉だけにします。
緑茶の鮮度やジャスミンの香りを損なわないように丁寧に乾燥させます。
これで1日が終了。
完成!・・と思ったらそうではなく、何とこの工程を3回繰り返すんだそうなんです!
茶葉に新しいジャスミンの花をのせて香り付けすること3日間。そうしてようやくジャスミン茶が完成するの。
いやー、びっくりしました。
私、ジャスミン茶は大好きでよく飲みますけど、てっきり茶葉に乾燥したジャスミンの花を混ぜるだけ、または、茶葉にジャスミンの香料をつけるだけ、
そんなものかと思っていました。
天然のジャスミンの花の咲く瞬間の香りを茶葉に移すんですね、それであの香り高いジャスミン茶になるとは!
そんな丁寧な手間のかかる作業を経て出来上がったジャスミン茶の香りを存分に楽しめる商品が、今年3月新発売されました。
それが
『香り逸品ジャスミンティー』
これ、まさに伊藤園さんのこだわりが詰まった逸品のジャスミンティーなんです。
上でご紹介した作業工程で使用するジャスミンのお花を、一般的なジャスミン茶の1.5倍量使用。
さらに、1番濃く香る抽出方法で香りを引き出しているんだそう。
ジャスミンティーの香りって、癒されるし気持ちもスッキリしますよね。
普段のリラックスやリフレッシュタイムにおススメの清々しいジャスミンティーです。
サンプルをいただきました!
お茶の色は美しいゴールデンイエロー。
我が家のジャスミンと記念撮影。
うちのはハゴロモジャスミンで香りが全然違いますが、かなり強く香るんですよ。
でも、そんな天然のジャスミンのとなりに置いても、香り逸品ジャスミンティーの方がより強くとても華やかに香りました。
伊藤園さんには他にも
人気の『Relaxジャスミンティー』シリーズの各サイズや茶葉のティーバッグもあるそうです。