こんばんは！
永遠の韓ドラ初心者、シーナですっ。
少し前のキム・ソノさんフィーバーからすっかり落ち着き、なんとなくラブコメや昔観た時代物なんかを観てたり、観てなかったりしてたけど。特にハマるものもなかった2021年。
そんななか、巷でこれ、おもしろいよと評判を聞いたのが
ネットフリックスオリジナルの、スイートホーム 。
Sweet Home -俺と世界の絶望-
Netflixで人気なんだって。
でもでも、ホラーでしょ？ジャンルは『ダーク、スリリング』だよ？
ホラーは嫌い。ダークは怖い。
とスルーしていたところ。
推しドンヒョキくんもおススメしていた。
ドンヒョクのおススメは大抵面白いんだよな。
なので、勇気を出して見始めたが。
とにかく事前情報ですでに怖いやつじゃん？
オープニングから異形の生き物がたくさん映るし、撃たれても死なない。
どんなストーリーなのかと恐れおののく。
本編始まっても最初住人がエレベーター前で出会うってシチュエーションだけで何か起こりそうで。ドキドキしすぎて先が観れず、5分で断念、を繰り返した。
それを数日繰り返した後「もうこれは諦めよう、リタイアっ！」と思ったのだけど。
なんと、程なくすごく面白くなり、そこからは止まらなくなりあっという間に10話完走。
想像とかなり違った。
ストーリーは、
（以下ネタバレあります。怖そうな画像もあるので苦手な方はごめんなさい）
主にマンション内で繰り広げられるサバイバルホラー。
『あなたの番です』的な？
→全然ちがったです。犯人探しとか無いし。
『グロい』という評判
→血はドバドバ流れるものの、さほどぐちゃぐちゃではなかった。
私が特に苦手な、脳みそや目玉や内臓えぐりだすよーな残酷な描写とかなく、場面展開も早くてじっとりしてないし、だいたい血だけなのですぐに慣れた。
『怖い』
→そりゃ怖いんだけど、ホラーでありがちな『なんか出てきそうな雰囲気のまま正体がわからなくてゾゾゾー』とかさ、『なんでもないシーンで油断してたら急になんか出てきてギャー！』みたいなお化け屋敷のような脅かしは無い。
出てくる怪物も、アニメのキャラクター的だったりするのでそんなに不気味ではない。
最初からじらすことなく怪物がジャンジャン出てくるのが潔く、『怪物が出てくる』とわかって観られるのが安心（笑）
そう、人間がゾンビではなく『怪物』になります。
その人がどんな人間だったかによって色んなタイプの怪物になるんだけど、テレビで緊急事態の記者会見してる大統領も生中継中に発症しちゃったり、もう韓国壊滅状態になる感じです。
それよりも、この作品の面白いのは、単にドキドキハラハラとか怖い、というのと違い、ちゃんと人間のストーリーがしっかり描かれてるところなんだと実感した。
いじめに合い家族を失い自殺しようとしてた人
赤ちゃんを交通事故で亡くした人
真面目に仕事してるのに腐ってハエのたかった魚をもらった人
旦那からハラスメント受け続けた人生だった人、その旦那。
他にも婚約者が失踪、腹違いの兄妹、ヤクザ、車椅子、神父、親を亡くした子供、
とか色々な状況の人たちいて、ホラー要素を除いても作品一本描けるくらいの人物設定。
ゾンビのように噛まれて感染してすぐ変化するのではなく、突然症状が出るけど、本人にも「あ、自分は怪物になるんだな」とわかりそこから実際怪物に変身するまでに時間があるの。
怪物にならない人もいるし、誰かを助けようとして死ぬ人もいるし、
仲間を殺す？助ける？信じる？
不安と恐怖の中、生き残る為に戦おうとする人たちの人間ドラマが描かれてておもしろいです。
相変わらず俳優さんの顔と名前が覚えられないまま観終わったので、もう一周観なくちゃなんだけど、
主演は ソン・ガンくん。（ソン・カン？どっちかな）
Netflixだと、恋するアプリ Love Ararm に出てます。
恋するアプリは、キムソヒョンちゃんとチョンガラムくんしか認識できない状態で観たのでそしてガラム派だったので主役のソンガンくんをよく見ておらず（笑）
しかしスイートホームでめちゃ良い！ってわかった。
ラスト近くでとうとう怪物化した姿になるのだが、さすが主役。変な姿ではなくハーピーみたいな姿になる。
腕がデカい翼みたいな溶岩みたいなのになってバサーって出てくるの。これがやたらカッコよくてさ。
苦悩し、傷つく暗い影を背負った役、すごく合ってました。
そして、恋するアプリは未完結で終わりシーズン2を待ってる状況の中
このスイートホームも、なんも解決されてない状態で終わる。
10話の後、続きがないから「あれ？これって毎週配信だっけ？」て探しちゃいましたわ。
絶対シーズン2あるんだろうな。いや、無きゃおかしい！
ソン・ガンくん、どっちもシーズン2待ってますっ！
そして、「怖いんでしょ？」って敬遠してる皆さん、ぜひ勇気を出して観てみることをおススメしますー。