こんばんは。

 
先日、近年のキムナムギルし出演作品がけっこう面白いって話を書きました。
 
今日はその中でもイチオシ!
感染家族についてです。
 

 
これはテレビドラマでなくて映画。
 
2020/09現在、映画館でも上映されてる新しい作品。
動画サイトでも有料で観ることができます。
 
同じ俳優さんの出演作品を続けて観る私。
『キムナムギル』でヒットしたため観たのですけど、これが個人的に好きな作品だったので紹介したいと思います。
 
 
韓国ってゾンビものが得意じゃないですか。
シーナはゾンビ映画は好きじゃないです。
でもちょうど、コン・ユさんの『新感染』を観た後だったので、あれくらいの怖さなら大丈夫かな、似たような作品かなと思って。
 
そしたら、ぜーんぜん違いました。
 
(以下ネタバレあります。ご注意ください)
 
まず、この映画はサバイバルパニックではあるもののコメディタッチで、ぜーんぜん怖くないです。
怖くないどころか、相当バカバカしい(笑)
 
そして、主演はキムナムギルしなのですが、彼が1人活躍するわけでなく、家族みんなが個性的。
それぞれ実力派の役者さんですよね。
 
ストーリーは、
ある小さな村にあるガソリンスタンド経営の家族のお話です。
お客さんもあんまりいなくて、時々来る客に高額修理をふっかけたりして生計立ててます。
 
 
おとうさんと、長男夫婦と、末娘ヘゴル。そこに次男のミンゴルが帰ってきます。
この次男がキムナムギルし。
 
 
企業の実験の影響でゾンビになってしまった男の子が現れるんですけど、
村の住人に襲いかかってもどんくさくてなかなか噛む事ができなくて、やっとおとうさんを噛むんです。
 
 
でもおとうさんは噛まれてもゾンビになるどころか、若返って元気に。
 
それを見た村中のじいさんたちが集まってくる。
そこで、ゾンビの男の子を捕まえて、お金を取って噛んで若返らせるビジネスをはじめて大儲け。
ガソリンスタンドを再建しちゃいます。
 
 
末娘のヘゴルは、ちょうど飼ってたウサギに死なれたところで、かわりにゾンビに『チョンビ』って名前をつけてキャベツを与えて可愛がります。
 
この、チョンビを演じてるのが今話題のチョン・ガラムくん。
 
 
こんなイケメンなゾンビが未だかつていただろうか?
キュッキュッと音を立ててキャベツを食べる姿がたまりません(笑)
 
服を買ってもらい、髪切ってもらうとこうなります。私のラブアラームを鳴らして欲しいです(『恋するアプリ』、早く続きが観たい!)
 
 
ビジネスに利用されるチョンビを逃がそうとするヘゴル。
お腹がすかないようにキャベツとケチャップ背負わされてます。
そうこうしてるうちに、時間差で発症したゾンビたちが村中にあふれ、ガソリンスタンドに押し寄せてきます。
ミンゴル作成のゾンビ攻略マニュアルをもとに、お鍋をかぶって応戦する家族たち。
 
 
 
ほかのゾンビたちの前に立ちはだかりヘゴルたちを助けようとするチョンビ。
 
 
そしてラストは!
観てのお楽しみ。
 
この映画、上映館はシネマート系列。
シネマートが好きそうな作品なのよ。
昔の自主上映ムービーみたいな雰囲気で
映像のトーン、BGMのセンス、バカバカしさ、と3拍子揃ったB級感が素敵です。
監督脚本をはじめ、作る側が「映画好きなんだな」って感じます。
 
たぶん、迫力あるゾンビ映画や、ちゃんとしたストーリーを求める方には「なんだこりゃ」なんですけど、個人的にツボでした。
 
こんな映画で真面目に鍋かぶってるキムナムギルしも良いし、チョン・ガラムくんも良いよ。
 
観てね。