こんばんは、いつもありがとうございます。

 

今日は3月3日に参加させていただいた、

 

 

イタリア産絶品チーズ「アジアーゴ」をワインと楽しもう♪イベント

 

のレポートです。


みなさん、『アジアーゴ』ってチーズご存知ですか?

私は名前をうっすら聞いたことあるくらいで、食べたことありませんでした。

 

アジアーゴはイタリアのチーズ。イタリアでは毎日食べるぐらいで、ヨーロッパではとてもポピュラーなのに、日本ではまだまだ知名度の低いチーズだということで、このたびレシピブログのアイランドさまとアジアーゴチーズ保護協会 さまが主催でイベントが開催されました。



 

ヨーロッパ最大の放牧地であるイタリアのアジアーゴ高原でしか作り出せないアジアーゴチーズ。

単なるブランドや製法によるものでなく、その地域でしか作り出しえない製品で、さらに品質管理など厳しい条件をクリアしたもののみ対し、原産地名称保護制度(DOP)の認証マークが付いています。


DOPは、イタリアのいろいろな特産食品に付けられていて環境や伝統、生産者を包括的に保護する制度となっています。

 

アジアーゴチーズも、イタリア ヴェネト州(Veneto)の中の


 

この、赤い部分で生産されたもののみ、アジアーゴDOPとして認定されています。

例えば日本で、同じ材料と製法で作ったとしてもそれはアジアーゴDOPにはなり得ないのです。

ホールチーズの側面には、シリアル番号が刻まれや生産日と生産者の明示されたカゼインプレートもついていて、安全性や品質の管理もしっかりされています。

 

会場では、アジアーゴチーズ保護協会のルカ・クラッコさまと、イタリア カ・フォルム社のキオメント香織さまが、今回のために来日されたということで、イタリア語とその通訳というかたちでお話をしてくださいました。

美男美女のお二人の登壇に、会場はそれだけでイタリアーンな雰囲気♪



 

まずはアジアーゴチーズについてのお勉強。

 

 上述したDOPのことや栄養について教えていただきました。

・熟成タイプのチーズには血圧を下げる効果がある

・熟成によって消化されやすくなっているので熟成不耐症の人にも

・牛ヒレより多いタンパク質含有量

・脂肪や不飽和脂肪酸の摂取量を減少させる

・カルシウムが多くビタミンやたんぱく質、ミネラルも豊富なので、お子様の成長にも役立つ


子供だけじゃなく、大人にもカルシウムやミネラルは必要ですよ、味わうだけでなく健康の為にも積極的に摂りたいなって思いました。


そして、次にいよいよアジアーゴチーズとワインの試食です。

 

アジアーゴチーズは全乳を使用したフレッシュタイプ(フレスコ)と、脱脂乳も使用した熟成タイプ(スタジオナート)あり、熟成タイプはその期間に応じてさらに分けられています。

 ・メッザーノ(4~6か月熟成)

 ・ヴェッキオ(10か月~熟成)

 ・ストラヴェッキオ(15か月~熟成)


3ヶ月ぐらいから、最高120ヶ月まで、熟成期間があるそうです。

 

まずはフレッシュタイプの『アジアーゴ フレスコ』と熟成タイプの『アジアーゴ ヴェッキオ』の試食。




 

フレスコには白ワインのソワベ(ソアーヴェ)

ヴェッキオには赤ワインのカベルネソーヴィニヨン♪

 

まずはアジアーゴフレスコから。




アジアーゴフレスコは、世界のDOPチーズの中でも生産量第5位の大人気チーズなんですって。

 

チーズらしい穴が開いていて、クセがなく、もっちりと弾力があり、ミルキーなコクと甘みがあります。


そこに、ソアーヴェのすっきりした味わいが合いますね!若いカップルの初々しさのよう(笑)

 

シーナは、もともとミルク好きなのでフレッシュ系が大好き。これは是非買ってこなくちゃと心に決めました!

 

次に、アジアーゴヴェッキオは、東京デーリーさまの商品で『チーズチップス』っていう薄いチップス状になっているものをいただきました。



 

パルミジャーノのようなナッツ系の香りで、ほろっとした食感。 嫌味やクセがなく塩分が程よく、中にうまみの結晶粒があるのがわかります。

カベルネソーヴィニヨンの渋みや力強さに全然負けてない、というか引き立て合ってます。相性の良い熟年夫婦って感じでしょうか(笑)

ワインもチーズも、どんどん進んで止まらなくなる組み合わせ。


 

家では白ワインが多いんですけど、このチーズがあるなら絶対赤ワイン買ってこよう!って、こちらもすごく気にいりました。

 

さらに、アジアーゴチーズを使ったお料理も、ってことで、フレスコをのせて焼いたポテトグラタンと、

ヴェッキオをのせたクロスティーニに、生ハムとコンフィチュールを添えたものも。







 ポテトグラタン、絶品!そのまま食べるフレスコとはまた違って、焼いてとろけた状態だとコクが増しています。

ニョッキに合わせたりするのもおススメだそう。やってみたい!


クロスティーニも、チップスをのせただけなのですが、生ハムにもコンフィチュールにも合って一口で満足感のある味わい。おいしいです!

ナッツやマッシュルームとサラダにしたり、パテと合わせたりもしてみたいと思いました。


↑右の男性は、東京デーリーさまです。

 

いい気分でチーズとワインを楽しんだ後には、嬉しいお土産もいただきました。






東京デーリーさまのチーズチップスに、ナチュラルチーズ詰め合わせや、CA.FORM (カ・フォルム社 。日本ではカ・フォルム ジャパン)直売タイプのアジアーゴフレスコ。そしてアジアーゴのロゴの入ったカッティングボード。

*日本へのアジアーゴチーズの輸入と販売はカ・フォルム社さまが行っていて、東京デーリーのアジアーゴはカ・フォルム社のものを使用しているらしいです。シーナ調べ

 

日本ではまだまだ一般的でないアジアーゴチーズですが、約10年ほど前に、登録商標を取得しています。


東京デーリーさまのアジアーゴにはマークが入ってないんですけど、近々マークをつけることを予定中だそうです。

また、カ・フォルム ジャパンのものであれば『フィオール ディ マーゾ』FiorDiMasoのロゴマークもついていると思います。


もし、アジアーゴチーズを見つけたら、マークをチェックして、ちゃんとしたアジアーゴDOPのチーズをお買い求めくださいね。

私も早速探して買い求めたいと思います。


とてもためになり、そして美味しいイベント、堪能しました~!

ありがとうございました。