学校内の行事で、高学年だけの音楽会がある。
各クラスがそれぞれ曲を決め、演奏や合唱をする。
それを指導するのは、音楽の専科の先生で、担任が主というより、音楽の教諭の指導の下、子供たちが主体で行っていく。
先週の音楽の時間、音楽の専科の先生が候補の曲を数曲、CDで子供たちに聴かせた。
息子は、知っている曲に挙手をしたが、多数決で
島人ぬ宝
というBEGINという沖縄のグループの曲に決まった。
さて、それをどうするのか?
ピアノ伴奏、鍵盤ハーモニカ、大太鼓、小太鼓など楽器の担当を決めた。
最後にキーボード担当が決まらずにいた。
その時、音楽の先生が
「やってみたら?」
と、声を息子にかけた。(この時点で音楽の先生の大きなミスがあった)
息子は意味もなく(?)条件反射のようにうなずいた。(これ、息子の特性)
それで、クラスのキーボード担当は息子に決定!
ピアノも習ったこともない、鼓笛にやっとついていっている息子なのに・・・これで音楽会のキーボードなんて、誰がどう考えても無理、無理!
そのことが決まった日、音楽の時間に楽譜は渡されず、帰りの会で担任から渡された。
そのまま息子は自宅に持ち帰り、その日の出来事を私に話しをした。
それで、私の反応と説明から息子は慌てた。
最初は、
「決まったから、ぼく、頑張って練習するよ」
と言っていたが、楽譜をきちんと見せ、どの程度難しいのかを説明し、ピアノを教えていた私が教えても息子は大変だと思うことを話すと、
「そうかあ・・・じゃあ、どうしよう?」
となって、翌日、まずは担任に自分のことを話して相談をし、楽器(役割)を変えてもらえるかどうか音楽の先生にお願いするようにすることとなった。
息子は、自分で言えると言うのだが・・・念のため、連絡帳に事情を書いて、安易にわからないのに返事をしたものの、自宅で楽譜を見て考えたが本人は難しすぎるということを伝え、お願いとして何とか役割を変えてもらいたいと書いた。
それを持って翌日息子は登校。
すぐに担任の机に連絡帳を出し、その足で職員室にいる担任に自分の口で説明するために出向いた。
担任、息子がキーボードと聞いて担任もびっくりしたとのこと。
そりゃあそうだよね・・・音楽を得意としていない息子が、キーボードなんて、誰が考えても無理があるもの。
そこで、担任はすぐにわかってくれて、私の連絡帳にも目を通し、音楽の先生に伝えてくれた。
息子は、歌、の担当になった。
その日の連絡帳には、担任から
学校側の説明不足がありました。ご心配をかけて申し訳ありません。息子さんには歌で頑張ってもらうことにしました。
といった内容の返事があった。
一週間近く前の話だけど、いやあ、このひと冬をキーボードで悩むのかとその日は驚きと不安、いえ、大きなストレスを抱えるところだったわけで・・・思い切って担任に正直に伝え、変更してもらうことをお願いしてよかったと思う。
これで無事に穏やかな冬休みになる。
そうでなければ・・・家のピアノで毎日練習だったわけだもの。
たまりません・・・息子が?いえ、教える母の私のことですよ。
息子にあんな難しいのは教え切れません!
やれやれ。
もっと自分が理解したことをやる、積極的なことは良いことだが、自分のできること、頑張れると思ったことにしようね、息子君。
わけもわからないことには頷かないように・・・。