こんにちは。



Twitterに書こうとしたけど書ききれそうになかったのでこちらで。


芝居の話を書こうとするとどうしても長くなるし、ダラダラなっちゃうから稽古場か呑みの場あたりまでで抑えてたのだけど、


ゆるブロだから、いっか!と。




そもそもゆるブロ住民の方々は僕のくだらない意味のない文面をずーっと読んでくれてるから、もうこれ以上なにも恥ずべきことはないですね。いつもありがとう。





では、ダラダラと。
最後まで読んだ方にはもれなく達成感と倦怠感がついてくる!!












はい。


先日、思うところあって一人芝居を観てきました。


一人芝居って観たことないんだけど凄く興味があって、


最近の話ですが漠然と「一人芝居作りたいなー」と心のメモにしたためていたんです。




というのも、自分で作って、自分で演出して、自分で演じて、絶対に他に責任転嫁できない、役者として究極の力試しになるその状況になってみたくて!



で、もともと脚本を書くのも好きだし、

芝居を創っていくのもヤングコーンの串揚げと同じくらい好きだから、

「よーし、ならば創ってしまえ!」

と近所の八百屋に走り、ヤングコーンを買って、薄めのバッター粉にパン粉を塗して絶妙な揚げ時間でカラッと揚げてマヨネーズかけてホックホクの状態でいただきます!うーん美味しい!!






































と、話が脱線したところで我に返り、Twitterさんの怒りの「-157文字」を感じたのでアメブロさんに逃げてきました。








話を戻すと、






いつものように勢いで一人芝居創っちゃえ!!
と息巻いてある程度まで書いたはいいものの、






「あれ?僕って一人芝居観たことあったっけ?」


(2秒熟考)


「なかったや!ニヤニヤ







と気付いたので、目の前の大学ノートを投げ出し、知り合いの出る一人芝居の会場に向かったわけなのです。





今回観に行ったのは、3月の「The Great Gatsby」で一緒だった栗生みな氏の芝居。


この人は近年稀に見る根っからの芝居好き。
芝居とともに心中する人です。多分。



まあというわけで芝居に関しては安心して観に行ったのだけど、


僕の観劇の仕方はちょっとスタンダードではなくて(多分)


純粋にストーリーを見ると言うよりも、お客さんの視点がどこにあって、どこで集中が切れて、どこからのめり込んでいって、何に感動するのか、


を分析するのが好きなんです。


それが僕なりの楽しみ方。









って言っても本当にいい作品はわかりやすくて、いつのまにかそんなくだらない分析はどっかいって、気付いたら話に夢中になっているんですが。




さて今回の栗生氏の「漂白剤」という作品ですが、悔しいですが案の定気が付いたら息をのんで見入ってしまってました。


40分という時間もあったけど、もうちょっと観たかったと思わせる素敵なお芝居でした。


詳しい感想はまあ本人に伝えるとして、僕の一人芝居の分析はほぼ捗らなかったぜ!どうしてくれるんだ!素敵な芝居をありがとう!





僕の暗闇でこっそり書いたメモには


『ひとりしばい  すごい』


という謎の感嘆の言葉を残すのみの結果となりました。


いま思い返しながら必死に分析中です。


でもね、観てるお客さんの空気を肌で感じられたのは良かった!






最初は何が始まるんだろうという緊張感、役者の声、動作を右脳で感じ、


落ち着いてくると物語を理解しようと左脳を使って観ようとして、


話が大体わかると一旦強い集中力が切れ、自分に置き換えたり考えたりして自分の中に意識がいく。
(大抵ここで足組み替えたりお尻の痛さ感じてきたり)


そして物語が転換したり大きなショックがあると再び舞台上に意識がいき、結末に入り込んでいく。





そうすると、どこで説明的なセリフをいれて、どこで笑える場面を入れて、どこにインパクトをおいていけばお客さんが気持ちよく観ることができるのかがわかってくる気がします。



40分の短い中でもその波があったことは確か。


しかしその波を滑らかに、そして大胆に運んでいった栗生氏はさすが。




ちなみに楽屋挨拶は苦手なので行ってません。


基本僕は終演後会いません。


普段平気なのに、さっきまで舞台上にいた人と話す、と思うと僕の中の人見知りが爆発するので行きません。


いつも「冷たいなあ」と言われます。


今度からひょっとこのお面かぶって行きます。


それなら喋れます。


でもスタッフの人が不審人物を楽屋に入れてくれません。


僕はいったいどうしたらいいのでしょう。


おしえておじいさん。




























まあそんな感じで仕事の合間に作品創ったりしてます。


完成したら挑戦してみようと思ってるので、観に来てください。






出来ることなら、ずっとお芝居に携わっていきたいね。

日々の生活、そう上手くも行かないけど、いつでも僕の中心には芝居があるんだなあと改めて感じた週末でした。



最後まで読んでくれてありがとうございました。


そんなあなたにささやかですがプレゼント。


この記事についたコメント限定で、質問に答えます。


いつぞやかやっていた質問コーナーですね。
こっそりここで開催。







ではまた!!