不思議な名の山 | 稜線の風に吹かれて

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いつもは低い山、ときどきは高い山、その報告と日々折々に感じたこと、思ったことを気ままに綴ります。

テレビドラマは、朝ドラと大河ドラマだけしか見ていない。

それぞれとても面白く見ているが、大河ドラマで安倍晴明が出てくると、「セーメーバン」という不思議な名の山を思い出す。

「セーメーバン」、「晴明盤」とも書くらしい。

 

この山を知ったのはだいぶ前になるが、残念ながら登ったことはない。

場所は、大月駅から北北西、山地図によれば岩殿山から4時間ほどのところにある。

標高は1006m。

展望はないようだ。

 

山地図でこの山を知ったとき、この名前は何?と不思議に思い、早速調べた。

すると、「安倍晴明がこの麓の村に水を引こうとしたが、鬼に阻まれ命を落とした」という伝説が残っているということがわかった。

それ以上詳しくは分からないというが、知ったときの驚きが強烈だったので、何かにつけ安倍晴明が出てくるとすぐに「セーメーバン」を思い出してしまう。

 

写真は、きのう6月24日、午後7時5分ごろの富士山。