九州場所が終わって。 | 稜線の風に吹かれて

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いつもは低い山、ときどきは高い山、その報告と日々折々に感じたこと、思ったことを気ままに綴ります。

ワクワク楽しい大相撲九州場所が終わった。

 

最後は大関霧島の優勝で、落ち着くところに落ち着いたという格好になった。

霧島は、素人目にも強くなったように見える。

押されてもそう簡単には下がらないし、足腰も安定していた。

横綱が近いかもしれない。

 

しかし、熱海富士は二場所も続けて優勝争いに絡んだことは褒められていい。

そうそう新入幕力士が勝ち進むことはないが、熱海富士は緊張した様子もなくのびのび取っていた。

来場所、いろいろ雑念が巡ればそうそう勝てなくなるかも・・・。

 

贔屓力士と云えば平戸海。

今場所は、黒星が続いたときはダメかと思わせたが、ご当地場所もあってかよく頑張って勝ち越した。

なんといっても平戸海は、あの正攻法の取り口がいい。

面構えもいいが、なんといっても、気っぷがいい!

あまり大きくない力士なので、今後、無理をしてケガをしないように祈るばかりだ。

 

近くの大磯町出身の湘南乃海にも期待しているが、今場所はいまいちだった。

取り口を見ていると、体は大きいがどうにも硬く見える。

熱海富士のようにもう少し柔軟性があるといいと思うのだが・・・。

 

ほかには、貴景勝の横綱昇進はならなかったが、故障がちではちょっと無理だろうし、昇進したとしても短命に終わるのでは?と思ってしまう。

豊昇龍は、みんなが言ってるように、型があるようでないから安定感がない。

それにしても、あの豪ノ山のときの立ち合いの”じらし”は止めた方がいい。

横審も云っていたが”見苦しい”。

 

来場所も期待するのは、平戸海、熱海富士、湘南乃海、大の里、朝乃山、琴ノ若・・・いっぱいいる。

いまから一月場所が待ち遠しい。

 

当地には、出雲大社相模分祀があって、どういう関係かわからないが、節分の豆まきには毎年伊勢ケ浜部屋の力士がやってくる。

 

先日立ち寄ると、菊花展をやっていた。