【株式・小売】ファーストリテイリング(9983) 一目均衡表(2015/09/10現在) | トレカテ分析法と投資タイミング

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【株式・小売】ファーストリテイリング(9983)

・ 週足 チャート 一目均衡表(2015/09/10現在)




T19983_20150910_w


参照: http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9983



日経225構成銘柄で、最も日経平均株価へ影響度の高い銘柄=(株)ファーストリテイリングを確認しておきます。


日足チャート 一目均衡表 で見ると非常に悪い足取りに見えますが、週足を見るとどうでしょうか。


基準線と転換線が接近し接触しつつある点は、あまり良くはありませんが、基準線、先行スパン2とも、逆転(下向き=陰点)していない。弱く見えても、押し目は買が入りやすい。 仮に新安値をだしても40000円台水準に走る雲が支えると思われます。


また中段保合の高値、44400円、45350円はネックラインとして、当面は下値支持に作用することが期待できます。


さらに対等値幅の視点では、チャートに示したように高値から-16500円の下げ幅は、ひとまず下げ止まりに作用しやすい。


高値 44400円(2013/05/23)

安値 27900円(2013/06/17)

下げ幅=16500円


16500円と同幅を

高値 61970円(2015/07/30)から差し引くと、下値めど45470円。


仮に45470円を割れる場合は、日足のフィボナッチ61.8%=42800円や週足の一目均衡表、雲=40000-42000円ゾーンで支持されやすい。


このように、基本的には、45000円台で目先の下値が出たと判断され、概ね上下しながら同水準で値固めと、雲に支持される形で戻りを試すのではないかと予測しています。



さて、月足や週足の日柄と波形の関係を見ていたところ、2016年5月頃にかけての波形性質が見えてきました。


これは同銘柄ばかりか、日経平均の来年前半までの展望につながる重要要素ですから、詳しくは、11/7に予定のセミナーでも取り上げますが、カンタンに言えば、振幅の大きな保合の波形となりそうです。


従って、

・突っ込み安は売らず、狼狽せず。

・吹上高値は飛びつかず、押し目待ち。


44500円または、42000円処へ引き付けて突っ込み買い。

また55000円水準へ引き付けて吹き値売りのイメージです。


★次の重要変化月は2016年5月頃です。