苦しい時こそ他人をあてにせず、自分で解決することで自分の力を高めていって欲しいと言う。
　これは日々のトレーニングについてだけではなく、試合を戦っているときにも言えることだ。「たとえば、皆が苦しくて下を向いている時でも「大丈夫」「できる」「頑張ろうぜ」と鼓舞できる存在ならば、周りを引っ張っていくことができる。苦しい時に何ができるかというのが人間の一番大事な評価で、ゼロから1を発信できる人間になって欲しいと伝えている」という。
　「「もうだめだ」の先にあるすごい自分を意識しろ」「誰でもできることを、誰もできないところまでやれ」「精神力は貯金と逆。引き出し続けることで増してくる」等々、自らも選手達にポジティブな声掛け、「言葉くばり」を続けることで、選手達の内面に働きかけているのだ。

僕自身はどちらかといえば、他の方々に意見を求めがちだと思います。稽古で手を抜いたりすることはないのですが、自分自身で感じて学び取ることが大切だと思います。他の方々に意見を求める前に、先ずは自分自身で考えた上で、アドバイスを求めたいと思います。
　またこの文章の
「「もうだめだ」の先にあるすごい自分を意識しろ」
確かに苦しい時には「楽したい」「もうだめだ」と思ってしまいがちですよね。けど「できるようになる人」って、そこでも続けられる人なんですよね。そのことを「苦しい時」「楽したいと思った時」に思い出し継続したいと思います。
　また「誰でもできることを、誰もできないところまでやれ」
共感いたします。僕自身は今、高齢者介護の仕事をしています。仕事ができているかどうかはわからないのですが、
「ゴミを片付ける」
「物品の補充をする」
「おしぼりを回収する」
等。誰でも気付けば出来るようなことは率先して行っています。その積み重ねが色々と気付きが生まれるし、それを継続することによって良い仕組みができると思います。意識していきたいと思います。