SIR DUKE b/w HE'S MISSTRA KNOW IT ALL/STEVIE WONDER
「SIR DUKE」は1976年に発表された『Songs in the Key of Life』に
収録されていた曲で、「I WISH」に続く第二弾シングルとして
1977年に発表されました。
この曲はタイトルからわかるようにDuke Ellingtonへの
敬意を表した曲となっています。
ただDuke Ellingtonだけではなく、Louis Armstrongや
Count Basie、Glenn Miller、Ella Fitzgeraldといった
偉大なミュージシャンもこの曲には出てきます。
STEVIE WONDERが尊敬する人たちへのトリビュートの曲と
いうわけです。
この曲を最初に聴いたときは、シングル向けのキャッチーな
要素をたくさん織り込まれていることに感激しました。
何といってもイントロのホーンとドラムの入りだけでも
惹きつけられてしまいます。
ホーンのメロディはこの曲の中核と言っていいくらい
映えていて、そのバックでハイハットでリズムを抑えている
ドラムも演出としては最高です。
このイントロだけでもキャッチーでシングル向けだと
思うんですが、更にわかりやすく、覚えやすい歌メロに
飛びついてしまいます。
もうこの曲が流れると歌っちゃってましたからね~。
STEVIE WONDERとしては、この曲で一気にポピュラー寄りの
展開を始めてやったのではないでしょうか。
それまでのソウル、R&Bで名作を作ってきた彼が
この曲によってその後いろんなポピュラーな曲も
数多く作ったわけですから、
切っ掛けの曲と言っても良いのかもしれません。
私なんかあまりにも聴きすぎちゃって
今では耳タコ・・・ちょっと遠ざけている曲です。(^^;
さてB面の「HE'S MISSTRA KNOW IT ALL」は
1973年に発表された『Innervisions』に収録されていた曲です。
曲が持っている親しみやすさは『Innervisions』の中でも
一番だと思っています。
歌メロも穏やかで優しい感じですし、非常に受け入れやすい
名曲だと思います。
ピアノとドラムがベースになって曲が作られていて
その後ろにフルートやコーラスが良い感じで添えらていて
凄く調和が保たれたサウンドじゃないかと思うんです。
途中STEVIE WONDERのヴォーカルが強めに出てくるあたり
聴く側としてはいいアクセントになっていると思います。
こういう曲を聴くとSTEVIE WONDERらしい曲だなって
思ってしまいますね。
このシングルの両曲を聴くと雰囲気は違いますけど、
触れ合う音として同じくらい親しみが持てますし、
違う角度から私を楽しませてくれます。
本当に両面素晴らしい曲をカップリングした
シングルだと思います。
最後にこのシングルは、1977年にBillboardで3週1位に
輝いています。
