今回は2022年5月17日に投稿した『横道世之介』の作家の別の小説を読んでみました。
※『横道世之介』の読了感想投稿はコチラ⤵︎
●パーク・ライフ
・2004年10月10日発売
・本編177頁
表題の『パーク・ライフ』と『flowers』の2作品で1冊になっています。
頁数が少ない上に2作品構成…どちらも自分の中では中途半端感が残りました。
『パーク・ライフ』は日比谷公園を主な舞台として、幾人かの登場人物の交流を書いています。
メインの男性と女性が日比谷公園で時には偶然に、またある時は軽い感じの約束で昼間の日比谷公園で談笑して…。
「この2人、互いに名乗らないまま未来にどんな関係を築いて行くのだろうか❓」と読者に考えさせる所で終わっています。
『この先は読者各々で想像してね😉』みたいな締め方ですね。
芥川賞を受賞した作品らしいですが、個人的には歯切れの悪い文体でした😅
更に自分の中で印象に残らなかったのは『flowers』です。
登場人物の人間模様も読んでいても全くと言っていい程掴み所なくてボヤけた感じでしたし、終わり方もしっくり来ない。
「この作品は読者に何を伝えたい(訴えたい)の❓」と、最後まで作品にのめり込めませんでした。
「読むのに費やした時間返せ〜❗️」って感じでした😅