〜虎渓三笑タイガース〜
その昔
と言っても例えば昭和39年の阪神V当時
スタンドでは鳴り物応援なんか当然なくて
お客さんも内野席は超満員だが
外野席は結構ガラガラであった（らしい）
藤本定義監督の胴上げには
グラウンドにまでお客さんが入ってきたりして・・・
それが昭和50年代頃から
鳴り物応援が始まって
ジェット風船がはじまって
メガホンや法被が普及したのは
昭和60年以降かな？
それから阪神グッズというのが
種類が増えて・・・
よくお年玉をもらったその足で
梅田の
阪神百貨店のタイガースショップへ行き
真弓の下敷きやら
掛布のシールやら
なんやらかんやら
よう買い物していたのを思い出す。
確か90年代最初まではスタンドでは
紙吹雪が舞っていた。
スタンドでは大学生のお兄ちゃんとかが
試合開始までのあいだ
ビニール袋の中に
読まなくなったマガジンやジャンプを
一生懸命にハサミで切っていた
風景を記憶している。
そして甲子園のライトスタンドも基本は
攻撃時は立ち応援だった。
立ってて後ろから
「見えへんから座れ！」とか
言われたことない。
座ってる人のほうが
立つように促されていたように
確か言われていた。
それがいつのまにか
ライトスタンドが自由席から指定席になり
みんな お行儀よく座りましょうになり
ピンクジャージが流行し
ユニフォーム姿が定番化し
知らん間にみんなタオル掲げるようになり
スタンドはこの数十年で様変わりした。
そして2020年
今度は感染予防のために
いろんなことが禁止になっとった。
この前ナゴドにいったら
警備員がデッカイ
プラカードに禁止事項を記入して
ウロウロしていたのを見た。
そこに書いてあったのが
①大声出すな
②ソーシャルディスタンスをキープしろ
③もちろん風船禁止
④ハイタッチするな
⑤立って応援するな
いろいろ規制が入った。
せやけど・・・・・・・・・・・・・・
①－④はわかる気がするのだが
⑤が意味不明。
人が立ってる状態と座ってる状態で
なんか感染に影響あんの？
別に立ち応援はしないけど
ナゴドのレフトはレフトは立ち応援やったんよなぁ
（もちろん今年は座ってるけど）
まあいろいろこれからも
野球の観戦スタイルというのは
変わっていくのだろうけど
野球場っていわゆる
英語ではボールパーク
Ball Park
すなわち公園やねんなぁ
もちろん野球場は「野球」見に行く場では
あるねんけど
ある種エンターテイメントの要素も
含まれているわけや。
それが大勢で飲み食いしながら
メガホン叩いて
ビール飲んで
わーって言うのを制限されるのは
ホンマに辛いことやねぇ・・・
（個人的には一人でじっくり野球を見るのは
苦ではないが・・・）
世のサラリーマン達の楽しみがまた一つ減ったかw
早いとこ いつもながらの
日常が戻ることを祈る。