ウルフの檻
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ぼくと教え子

ぼくはどこかの市場にいた
薄手のトレンチコートを着て

季節は春か秋だろう

母親と姉と3人で
そこになぜ父親がいなかったのかはわからない


市場をぬけると広場がある

そこにはたくさんの人がいた

歩いていると教え子を見つけた

いつもとなんら変わらないその子

ただ俺は誰かと一緒にいると思われたくなかった
昔からそうだ、家族といるときは

市場には魚やお菓子など様々なものが並べられていた

姉は何かに惹かれぼくたちとはぐれていった

そのあとに市場が閉まり始めた

ほかの客たちはまだ買い物に気を奪われ引きあげるけはいがない

その光景はまるで呪文をかけられ心を奪われたものたちのようだった

ぼくは母親と真っ先にエレベーターに乗り引き上げようとした

そのとき
前にさっきの教え子が現れた

見られた
そう感じた

そこにはぼくの姉も戻ってきていた

教え子はぼくの家族を見て
ふーん、とつぶやいた

ぼくはどこか悲しみを感じた

そんな夢だった

自分が何を感じているのかわかっているが

どう捉えればいいのかは
いつもわからない

夢と現実

まじ葛藤だった
休もうかどうか



奥歯がぐらぐらしてた
完全に虫歯だ

舌でいじってたらついに抜けてしまった
それが奥歯だけじゃなく、その前の歯と2本

さすがにビックリしたね

いやちょっとまて
なんかぐらぐらする

そう感じた瞬間にあと4本くらい一気に抜けてしまった
かなりの激痛

やばいな
今日学校なのに

でもいいかー
どうせ5日間は休めるんだし
そんな思いがあったがどこかで休んじゃいけないって感じる自分がいた

5日間休めるのになんで今までやすんでなかったんだろう

考えてたら朝になり目覚ましで現実に戻った


そうだ今は仕事してんだって
だから休むことはできない
そう気がついた

虚しかった

学生のころは気分がのらなかったり、調子が悪いと休めたのに

今は楽しさが全くないのに休めもしない

すべてが自分のもとめていたものとはちがい
自分の思い通りにはすすまない



そんな人生から早く抜け出したい

自分の好きなことをしていける
そんな人生になりたい

人生はこうも悲しいものなのか
想像すらしなかった

誰かを信じ
そして傷つく

信じてもらうことも
そして傷つけることもあっただろう

人はそんなにも悲しく
虚しく
惨めに思える生き物なのだろうか

月日、年月をかさねるごとに
闇に覆われて行く

黒く塗りつぶした画用紙は簡単には白くはならない

いつか晴れる日がくるのだろうか

今では黒い画用紙を想像できなかったよりも深く、白く輝かしい画用紙は想像がつかない

いつか
雨がやみ
黒い闇が過ぎ去り
そして蒼く透きとおった空が現れるように
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