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数ある占いの中で、どうしてホロスコープを選んだのか。
占いとの関わり方と、私なりのスタンスをまとめた自己紹介記事です。
アセンダントはホロスコープの起点です。
生まれた瞬間=おぎゃー!(産声)の瞬間ということですが、舞台でいうのなら登場の仕方なんですよ。
幕が上がった瞬間に、その人がどう出てくるか。
つまり外見のパーツそのものというよりは、その人のオーラや雰囲気、振る舞い方として現れます。
アセンダント=印象といっても色々なパターンがありますので、まずは天体が重なっている場合から考えていきましょう。
アセンダントに天体が重なっている場合
アセンダントに天体が重なると、まずその天体が目に入ります。
玄関先の表札に天体がいるイメージですね。
だから第一印象の最前面に、その天体の色が出やすいのです。
木星なら、大らかさ、鷹揚な雰囲気。
火星なら、パワフルで行動的。
土星なら、真面目に見え、責任感が強い。
水星なら、話しやすい。頭の回転が速そう。
月なら、親しみやすい。感情の動きが表に出やすい。
このように感じられることが多いでしょう。
あくまで印象の話ですが、アセンダントに重なっている天体は、同時にその人の素質でもあります。
太陽サインがアセンダントサインと同じ
太陽が1ハウスにあり、アセンダントと同じサインにある場合は、いわゆるそのサインの人という印象が前に出やすいように思います。
興味深いのは、太陽が12ハウスにあっても、アセンダントと同じサインなら、同じようにそのサインの質感が強く感じられることです。
牡羊座なら、好きなことにまっすぐ向かう感じ。
決めたら早い。動き出しも速い。まずやってみる。
そういう勢いが印象の前面に出やすいです。
双子座なら、軽やかさでしょうか。
言葉の回転が速い。話題の切り替えがうまく、空気を重くしない。
距離感の取り方も上手で、さらりとしています。
魚座なら、境界がやわらかい感じ。
相手に合わせて形を変えるとか、空気を読むというより空気と溶け合うような。
近づくほどに輪郭が見えてくるタイプといえるでしょう。
もちろん、1ハウスに太陽があるのと12ハウスにあるのでは、同じサインでも見え方に差が出ます。
1ハウスは「私はこういう人です」と名乗る力が強いです。
なので存在感として伝わりやすい。
12ハウスは逆です。
距離が縮まるほどに、あるいは時間が経つほどに、相手の「らしさ」が鮮明になってきます。
言葉にするのが難しくもありますが、霧が晴れるように。
そんな感覚に近いでしょう。
アセンダントと太陽サインが異なる場合
アセンダントと太陽のサインが異なる場合は、「言われはするが、私は(太陽サインの)○○だ」という感覚が生まれます。
たとえば太陽が蠍座であり、内側では深く探求し、粘り強く、一対一の濃密な関係を求めているとしても。
アセンダントが射手座なら、雰囲気は軽いのに、視点はどこか俯瞰している。動きは軽やかでも、見ている景色が遠い人だと認識されがちです。
太陽が水瓶座なら、感情より論理を優先し、みんなと均一な距離を取りたいタイプかもしれません。
アセンダントが蟹座なら、優しくて親身になってくれるとか、共感力が高くて面倒見のいい人だと思われやすい。
関係性の深さにかかわらず、人はまずアセンダントを通して相手を認識します。
そして、私自身が思うのは、親しくなってもアセンダントの印象は消えないということ。
たとえばアセンダント射手座の人には、太陽サインが何であっても、よく出かける(しかも軽やかに)という印象を抱くし、アセンダント乙女座の人には、きちんとしている印象を抱きます。
牡羊座にはアクティブさを感じるし、天秤座は卒がないです。
どんなに太陽や月、その人の中身を知ったとしても、アセンダントはずっとその人の表札であり続けるからでしょう。
人はまず入口から相手を認識します。
私で言えばアセンダントが牡牛座なので、腰が重い人だと思われているのかもしれません。
おっとり、のんびり。
お嬢様育ち。有機野菜が好きそう。等々。
すべて私が言われたことがある人からの印象です。
本当の私と、人が抱くイメージとの差。
アセンダントはひとつの例ですが、なぜ、どこにそのズレが生まれるのか。
このように考えながら、チャートを深堀りしてみてください。
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