太陽回帰図とは。
読んで字の如く「太陽」が出生の太陽の度数に返ってくる。つまりの「回帰」のチャートという意味です。
ネイタルチャートと回帰図を2重円にしてみるとわかりやすいですが、
同じ度数になっているのは太陽だけで、他の天体、感受点は皆ちがいます。
なぜなら星は動いていて、順行の時と逆行の時があるということと、同じ度数になる時間もその年によって違うため
12時に生まれていても11時半頃になる年もあれば、15時になる年もあるからです。
どこから読むか?については。
私は自分のだと2ハウスに一番に目が行きます(銭ゲバ)
鑑定や、他のチャートだとどこから見るかなと思い何枚か開いてみましたが
そのチャートによる。というのが答えかなと。
コンジャンクションができていて、そこにアスペクトが集中していれば目立つし、
感受点になにか天体が重なって入ればそこに目が行きます。
自分も一番に2ハウスとはいったものの、結局は全てに目を通さねばならないので…しかし印象は大切にしてください。
では。
何も成し遂げなかった(言い方よ)2023年の私の太陽回帰図を読んでみます。
まず、アセンダントは天秤座10度。
サビアンシンボルは「眼鏡ごしに覗き込んでいる教授」です。
アセンダントに「教授」とあって、眼鏡越しに「覗き込む」
つまり学びがテーマであることを示していますが、
もうちょっと読み込むと「聞くこと」と「伝えること」のようなワードが浮かび上がります。
私は去年から対面鑑定を始めたので、このことが示唆されていたなと思いました。
アセンダントルーラーである金星が1ハウス。
外に自分を押し出していこう。と10ハウス的な動きをしたというよりは、
もうちょっと1ハウス金星的というか。
プロフィール写真をきちんと撮り直したり、
鑑定チラシや名刺を作成したり。
あとは脂肪吸引をしてみたりと、わりと自分の外見、謂わば「看板」を整えようとしたことが出ていたと思います。
それは対面鑑定を、ゆくはその先の教えるという仕事を見越した動きであって、
アセンダントからの流れとしても自然に思えます。
金星は4ハウスの冥王星とスクエア。
このスクエアの4ハウス冥王星にずいぶんと振り回された気がします。
なぜかというと。
私は2023年の誕生日時点でこのチャートを知っているので、なにが起こるんじゃい!!
という恐怖心ですよね。
家を引っ越すか、越さないか。
それも悩んでいる最中であったし、金星とスクエアですからいい物件など見つかりようもなく。
そうこうしているうち、この冥王星は「変化できないって事なんじゃないの?」と開き直りに入りましたw
結局今も引っ越せないままです。
冥王星のサビアンシンボルは「お茶の葉占いをしている女性」で、これが金星とスクエアになるので
引っ越せない→引っ越さないを選択した、この直感は間違えではなかったし
動きたい時に動けないという鬱憤にも似た気持ちが蓄積されていったことで、
自分の土台を壊されたような感覚になっていました。
今まで動きたい→動こう。でやってきた人生だったので、後先考えずはダメよね。と。
その鬱憤を果たすのにずいぶんな無駄遣いをしたという事も、金星とのスクエアにしっかりと示されています
太陽回帰なので、一番大事な太陽。
これは2ハウスにありました。火星とコンジャンクション。
2ハウスに太陽が入るというのも、稼ぐぞー!!!の形かと思いきや、
稼げてはいましたが全然思った方向に行かない。の繰り返し。
火星に土星がスクエアだったので、エネルギーの放出先が狙った方にはいかない。
けど海王星ではないので、まっすぐにはいくんですよ。
なので余計に疲れましたかね。
太陽と火星のコンジャンクションは、非常にエネルギッシュな配置です。
ここに土星のスクエアなので、忍耐が要ります。が示されていました。
うまくいかないので、じゃあどうしたらうまくいくの?もいつになく考えましたね…。
なにをしたら稼げるのか、そもそもこの道で合っているのか。
そんなことを考え続けた1年でした。
結局2ハウスというのは、持っている才能をどう使っていくかという話になるので、
この出方は正しいということと
持っている才能がまだ足りなかった。という話でもあります。
達成を見てみると、MCが蟹座の11度にあってサビアンシンボルは「メッセージを持った赤ん坊をあやす中国人」
ルーラーの月が10ハウスで、こちらはノーアスペクトでした。
達成というのは、MCはチャートの頂点に座する感受点になりますので=この1年に何を成すか。
というのが出ています。
ルーラーが10ハウスで、これが月なので、感情面で揺れなかったらな~というのが所感です。
思うように稼げなくとも「やってやるぞ!」の精神だったらもっと良かったよね。と…(後の祭り)
MCのサビアンシンボルは、守り、育てるというキーワードが浮かびます。
「メッセージを持った」の部分ですね。赤ん坊。幼きもの。
つまり自身の内面(感情)にも通ずるのかなと。
蟹座ですからね。
これが何を示すかというと。
月のサビアンシンボルが「結婚の儀式を遂行する司祭」なので、この先どうしていくかを決めることができた。
と読みました。
結婚の儀式というのは「結びつき」を示し、遂行する司祭はそれを「提供する人」です。
他者の人生に意味のある変化をもたらすこと。これを公の部分(10ハウス)でやりたいと(月)思った。という事です。
こう言っちゃなんですが…思っただけなのが月という感じがしますね
結局は5ハウスに土星がいるので発表には至らなかったですし、
キャリアもなく言う事だけ立派でも「…で?」となるわけで。
このチャートは1年だけの物なので、ここで得たものを持って2024年。
つまり今年のチャートに進んでいきます。
こういったチャートで年間を細かく先読みしていくと、
動きがない年って焦れるし、つまらないし、なんだかなー。って思うものです。
でも今までだってそういう年が絶対にあったはずで、
静があるから動がより輝くし、力をためるからこそ大きくジャンプすることができます。
どうか何もない年もつまらないと思わず、生涯一度だけの一日を積み重ね、一年が素晴らしきものになるように生きてくだされば幸いです。
太陽回帰図を読んでほしい!にも対応します。
▶対面鑑定
今回はアスペクトを取っている天体と感受点のみ取り上げましたが、全ての天体をお読みしますので是非。
+年齢ハーモニクスもお読みします。(料金内)
以上、自分で読んでみたい!の方に向けて書いてみました。
サビアンシンボルは読まなくても全体図はつかめます。
もっと深くまで!と思われたなら、調べてみると更に発見があるのではないでしょうか。
どう見るかの参考になれば嬉しいです。
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