5度前ルールとは。

 

ハウスのカスプ(境界線)の5度から手前にいる天体は、その次のハウスに在住するものと考える。

という謎すぎるルールです。

 

なぜ5度も取るのか。

まずはこれです。

 

アスペクトすらメジャーで最大5度、マイナーで2度しか採用しないのに、5度も取る。

 

ミッドポイントでは私はオーブ1度設定ですが、

その1度で切るというタイトさがあるからこそ、ネイタルだけでは見えないことが正確に出るのです。

 

 

では、5度ではなく1度ではどうか。というと。

1度でもダメというか、その境界線が曖昧になるのはどうしてなのか。

せっかくロジカルに導き出せるのがホロスコープのいい所なのに、

決まっているもの(カスプ)を歪めてしまう理由がわからないのです。

 

この天体が入っているとグランドトラインになるから、オーブは10度にしようかな。

 

のように言っているのと変わらないため、都合のいい解釈になるでしょう。

 


 

私は6ハウスのカスプを跨ぐ形で土星と木星がコンジャンクションしていますが、

ダンスを習っているんですよ。

そのダンスは私の仕事にとって必要不可欠とまでは言わないけど、体の使い方や諸々を知る必要があるため、自己研鑽として通っているようなものです。

 

5ハウスという発表を示す部屋への木星の在住は、ダンスを通した自己表現によって発展していくものがあるという事です。

 

何を。というと、仕事に使うためのダンスだと前述した通り、職業的な発展である。と考えていいでしょう。

そして楽しみの面で言うと、正直楽しくはないんです爆笑

 

運動は苦手だし、覚えてから踊りたいのにとにかく踊って体で覚えろ。

のようなスタイルが苦手すぎる。

頭で考えながら必死に踊れば、やれ体の使い方が、腕の角度が、首の角度が、視線の方向が…えとせとら。

 

 

やめたい、やめよう。

と思いつつも、なんだかんだで今のスタジオに3年は通っています。

これは、6ハウスにある土星とのコンジャンクションのせいでしょう。

趣味の範囲だったら即やめているのに、仕事に必要な事だからという義務感が拭えないのでやめられないんです。

 

 

正直、お金払ってやりたくないことをしているジレンマを感じます昇天

だけど、踊れたらなんだかんだで楽しい。

覚えて、完璧に踊れたら、気落ちが高揚して止まりません。

 

同じ5ハウスに月があるので、熱中できることがあるのがいい。

気持ちを満足させるのでしょう。

 

だけどもし、この木星が6ハウスに入っていたら私は仕事のためとはいえ、お金払ってダンスは習わなかったと思います。

会社から研修費としてお金がでているならまだしも、自腹なんて。

のように今以上に考えるし、多分生活にそこまでお金をかけない暮らしができていたでしょう。

 

木星が5ハウスなので、贅沢思考なんですよ。

6ハウスの1.28度手前にいるので、もう少し(?)だったんです。

でもやはり、5ハウスに木星で合っています。

 

何でも「いいんじゃない?」で買ってしまうし、自制がきかないからです。

 

と、ここまでは体感。

 


 

実際に鑑定で「私の○○は次のハウスに居ます。体感があるんです」

と仰る方もいらっしゃいます。

 

これは、プログレス天体の影響で、ネイタルの体感ではないというのを講座で習いましたが、

私が鑑定していて思うのは、特に1.4.7.10ハウス手前に天体を持つ方が、その体感を得やすいという事です。

 

アンギュラーはハウスの意味も、その切り替えも他よりハッキリしているのが理由であろうと考えられます。

 

 

以上の理由から私は5度前ルールを取りませんが、取っている人を批判するつもりはありません。

読み方は自由です。

 

 

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