プログレスの月が12ハウスに入るという意味を今一度考えてみました。
12ハウスというのは、チャートの中の最後のお部屋。
秘匿、神秘。見えないもの、隠されているもの。保護されているもの。霊性や潜在意識。
このようなキーワードを持ちますが、正直よくわからない
しかしこの「よくわからない」という感覚こそが、12ハウスです。
私の場合、この12ハウスにプログレスの月が入り、
加えて月の赤緯の値がマイナスの一番底を目指して下降。
気分は正直「最悪」の一語でしたw
毎日、とにかくやる気が出ないんですよ。
MAX忙しかった頃に比べると暇としか言えない状況なのに、頭の中は空っぽ。
仕事辞めたい。
家にいたい。
では何がしたいのか?と自分に問うと。
何もしたくないが先行する。
人と話すのが嫌。
朝が来るのが嫌。
でも、今のこの状況を説明せずともわかってくれる人(星が読める人)となら一緒に居たいんです。
星の勉強はしたい。そのために出かけるのはできる。
しかし家に帰るとやる気が出ないどころか起きているのすら難しく、本当になんなんだ一体。
と自分に対する怒りがわくのですが、それもどこか他人事。
なにをするでもなく、何を決めるでもなく、ただただずっと、たゆたっていたい。
こんな気持ちが近いのかなと思います。
ここに月がいるから、何もしたくない。
それはそうなんです。でも、何もしないでいいのか?
という疑問も少なからず浮かびます。何もしない自分への怒り含めて。
それは、私はネイタルの月が12ハウスにいるわけでも、12ハウスに天体を持つわけでもなく、
ただプログレスの月がそこにいるだけなので=感情のブームが12ハウス的というだけだからです。
わりと私はメンタル鋼のようなところがあって、ただ忙しいとか、
体がきついだけなら気力で乗り切れてしまう所がありますが、
その気力がわいてこない。というのは本当につらいものだと改めて感じました。
正直。休むのもいいのかな、と思いました。
もし鑑定であれば、やる気が出なくてつらいと言われたら、そのように書くと思います。
無理せず休む。休むも大事だと。
ただ、私の月は5ハウスにあって、メリハリきいて休むを楽しめるタイプであればいいのですが、
木星も5ハウスなので休んだらもう最後というか…
たぶん、歩みを止めたらもう二度とやる気にはならないのが自分でわかっているので、
私は休むを選びませんでした。
スローにはなりましたが、それでも休まない。やる。とにかくやる。
これを続けて今思うのは、休まなくてよかったということです。
少しづつ。
月は進み、12ハウスにも慣れてきて。
赤緯はプラス値に切り替わり上昇を始めたため、以前より気持ちが楽になりました。
で、結局のところ。休まなかった物事の全てに対し、私はそれらのことが好きなんだ。
と思うに至ったというか…。
P月が12ハウスにいるのに、人前で話す、人に見られるという仕事をしているのも追い打ちをかけていましたが、
その人前に出る仕事というのに充実感を感じられるというのも
5ハウスの月の示すところなのかもしれません。
もちろん木星も然りですが。
今まで、私はネイタル月は海王星とのスクエアしか持たず、
特に月を満たそうとしたこともなければ、わりと月への意識は低かったので、
今回の事で月について考え直すいいきっかけになりました。
とはいえあとまだ2年半強、12ハウスにP月が居座るため(言い方)
変化を見逃さないよう意識して生活したいと思います