ハーモニクスでハウスは見るか見ないか。
あとはサインはどうかというと。
あくまでも私の場合ですが、見てないことがほとんどです。
もちろん、見ればそれなりに整合性は取れますが、
特にサインはそれよりも大事な事があるし
何のために数字を掛け合わせているのか。というのを思うからです。
例えば発芽天体がネイタルの太陽に合。とかは年齢調波で見るかもしれません。
が、ほぼ見てないかな…
そういえば、そうだよなー、納得。みたいに思う程度ですかね。
私の弟は、無職だったり、働いてみたりと。
職を転々としやすいのですが、定着のしにくさがあるわりには焦りがないんですよ。
自分は6ハウスが過多なので、働くという義務を果たさないがまずあり得ない。
金稼がずしてどうやってと思ってしまいますが
ハーモニクス8で見ていくと、2人ともに太陽と冥王星がコンジャンクション(発芽)
そしてアセンダントと木星がアスペクトを取っています。
太陽と冥王星は爆発する力。アセンダント木星は自分そのものの在り方が認められるということ。
やはり兄弟なのでチャートが似ていますが、私から見たら働かないにも焦らず、働こうという意思が見えない(ように見える)
弟の方が羨ましい。いいなー!になるわけです。
比べてみると、私の太陽と冥王星の発芽はネイタルの6ハウス、弟は4ハウスで起こっています。
自分の方はやはり義務感が出るというか。
義務(働くこと)を果たしてこそ。という感じ。
対して弟の方は、それをせずとも。というより、動かずとも。のようなところがあって、
アセンダントと木星は金星も加えて5ハウスが頂点なので、
恵まれている感がより目立つのだろうと思います。
あとは、天体がアセンダントと木星に金星なので、何とかしよう根性というのも出てきにくいですかね。
対して私はアセンダントと木星、火星がコンジャンクションで12ハウスにいますので、
人知れずやるというか…動いてこそというか。
生涯現役だと先生に言われて「ヤバ」となりましたが、
全然休めないのが現実なので、その通りだろうと思います。
こういうので見ると、どこでその発芽が活きるか。というのがわかったりするので、
見る必要がない。とまでは言いませんが、
読み切った後に、加えて読むとしたら。
の理由付けとして読んでみると発見があって面白いです。
サインの事は重視しません。
なぜなら、こうしてチャートを掛け合わせていくという事は、
どのサインでも巡ってくるという事で、
それは、人が皆、誰しもすべてのサインの要素を持っている。ということの裏返しだからです。
例えばグランドトラインができている年であっても、
天体がグランドトラインを取っているという事が重要で、
どうしてもサインで読みたいのなら、
その年の太陽回帰を読み解く方がいいかなと思います。