ハーモニクス５は根源的欲求を示します。
「５」という数字は「４」の安定の次にあるため、
能動的でありつつも、不安定な数です。
これを理解すると、その欲求の形を伺い知ることができます。
粗野っぽさがあるんですよね。
「楽しく生きたーい！」「リッチでいたーい！」「認めてほしいー！」みたいに。
５歳児が駄々こねて「あれ買ってこれ買って」と言う時の
「どうしても欲しいんだ」という思い。
人目も憚らず床に転がって、じたばたと駄々っ子になる時の、あのエネルギーの強さそのものです。
これを子供の目線(視点で)考えてみると、よくわかります。
５歳児からしたら、人目を気にしてはいないんですよ。
こんな事を言ったら恥ずかしいかな。床に転がったら笑われるかな。ダメって言われるかな。
こんな風には思いません。
ただ、そう思うから。ほしいから、ほしいと言う。そうしたいから、するだけ。
この程度でしょう。
こういった無垢で純たる思いが、誰の心の中にも等しくあるのです。
それを見ていくのがハーモニクス５という事ですが。
願いの原点とは、どういうことかというと。
私は金持ちになりたいとずっと思っていますが
どのくらい金持ちかという所までは、実はどうでもいいというか…
それは、私の育った環境によるところだろうと思います。
一般家庭で育った私が、この額あったら「お金持ち」だろう。と言えるのが、億。
だから私は億万長者になりたいんです。
結局のところ、この「億」というのは、ただの額の問題であって、
実質的なところとして、億あったとしても、千万だったとしても。
生活するに困らない額があったなら、それでいいのだと思います。
なぜならば。
調波５で月と木星が関わると、生活にどうしてもお金がかかるんですよ
タオルはいつも清潔でフワフワなのがよくて、
いい枕じゃないと眠れないし、
重い綿布団ではなく、軽やかな羽毛布団を使いたいからです。
これを買うのに億というお金はいらないので、
そういう欲求「何が満たされればいいのか」「一番満たされたいのはどこか」
を削ぎ落していった先にある願いこそが、欲求の原点です。
欲しいものを買っても生活が成り立つだけのお金が欲しい。
お金がないからワンランク落とす。という事をしたくない。
これが私の場合での欲求の原型であって、
特に生活面で出るのは、月(生理的なもの)が関わるからでしょう。
この原型を知ることで、自分のどの願望を満たせれば満足するかがわかります。
しかも形は一つじゃなくて、いろんな方面からでもって欲求が出ますので、単調ではないんです。
非常に読み甲斐のあるチャートだと思います。
何回習っても、何度チャートを見ても、これはどういう事だろう？が出てくる。
それは、自分の成長によるところも大きいです。
漠然としている「億」だけど、実はそこまでの額は要らないのかも？
がわかるようになってくるということですね。
時間の経過、自分の星の発展とともに、また違う視点で星を捉える事ができる。
ハーモニクスの抽象的なところが、私はとても好きです。
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