ミッドポイントには40軸というのがありますが、これは石川源晃氏が名付けたものです。
この名前があるのは、初学者の取っ掛かりには大変ありがたい。
わかりやすいからです。
太陽と金星の軸が愛情軸とか。太陽とMCは人格軸とか。
軸になる天体の意味をちゃんと考えて。
と私は習ったため、この〇〇軸という名前については前ほどは見なくなりました。
※見ることが間違いなのではなくて、意味も考えず「こうなのね」と思い込むのは良くないという事です。
その中で「家庭軸」というのがあります。
太陽とドラゴンヘッドの軸です。
太陽は人生。ドラゴンヘッドは人間関係。
ここに相手のバーテックスが接触していたりすると、あら家族になる相性だったのね
のように読むことができます。
私は、自分の中に家庭軸の接触を持っていまして、
太陽/ドラゴンヘッド=天王星
自分の軸に、自分の天王星を接触させている状態です。
意味するところとして、人離れのよさは確かにあると思います。
あとは、離婚星っぽいよね。と
なぜか?というと。
家庭軸が太陽とドラゴンヘッドというのなら、そこからの離脱。と読めるからです。
たしかに自分は離婚しているし、大きく揉めたりもしなかったため
天王星の示す独立や突発などもこのまま当て嵌まります。
ただ、これがあるから皆が皆離婚するかというと、そんなことはないので安心してください。
7ハウスに天王星だと離婚です、を鵜呑みにするのと一緒です(これも違います)
私の場合は、なぜこの接触を持つのか。というと。
親とか、子とか。
親だから大切にしないと、孝行しないと「いけない」という思考にずっと捉われていました。
それは、私はドラゴンヘッドが4ハウスにあることも関係して、根の部分で嫌だと思っているからでしょう。
嫌なのに、向き合わないといけない。これが重しのようで苦しくて。
でも、最近思うんですよね。
大事にしないと「いけない」と義務で親切にされても嬉しくないよね?と。
少なくとも私は嫌ですw
だったら放っておいてもらった方が、ずっと楽。
なぜなら、義務で親切にするという事は、どこかでお返し(見返り)を期待しているからです。
この思考が本当に嫌で。
親だろうが、子だろうが、一人の人間として向き合い、思いやる気持ちを抱けないのなら、一緒にいる意味がない。
それなら一人で大丈夫です、さようなら。
ができる。というのが、私の中の家庭軸に天王星の接触の意味する所なのだと思います。
同じ接触があっても「親は大事にして然るべき」という思考を持つ方も当然いらっしゃって、
これは私の場合は継承を示す8ハウスに火星をもつので、何でもかんでもタダで背負うわけじゃないですよ。
が出ているのでしょう。
このように、ミッドポイントはネイタルチャートを読んだ上での、なぜ?(このような思考になるか、感情を抱くか、行動や社会的に出てくるのか)が細かくわかる。
相性でいえば、こんなに惹かれる、その理由を見出すことができるわけです。
家庭軸に天王星、はい離婚ですー。
にはなりません。
その星を、接触を持つ意味というのが必ずチャートに示されています。
なぜこの接触があるか?
を考えるようになると、自分の星への理解がより深まるでしょう。