ベスタは太陽系の小惑星。
火星と木星の間に軌道を持ちますので、火星よりも内側にある天体とのアスペクトができた場合は見ていきますが、
私においては太陽、月、若しくは火星と合、またはスクエアができている場合は注目します。
ソフトアスペクトは見ません。
オーブは2度が限度でしょうか。
意味としては、使命感や義務を感じる。
という事なのですが、これはベスタの名前の由来になった、神話の女神からきています。
彼女たちは、聖なる炎を絶やさず守り続ける事が使命であったためです。
太陽のアスペクトがある場合は、とにもかくにも働き者。
太陽は自分自身であって、目指すべき自分でもあります。
太陽を輝かせるために生きるし、生きるからこそ太陽が輝くのです。
この太陽が「輝くため」、若しくは「輝かせるため」に働くのですね。
叔母は太陽とベスタがコンジャンクションしていて、本当によく働くし、働いていない状態が「嫌だ」と言うんですよ。
なぜ嫌なのか?というのを聞いたら、
仕事していない自分は、なにも役に立てていない。と考えるのだそう。
誰に対して。とかではなく、自分自身がそう感じる。と言っていました。
強迫観念に近いかもしれません。
働く事で自分を成り立たせているような感覚を抱くのが、コンジャンクション(無自覚)だなと思います。
一方で、私は太陽とベスタがスクエアを取りますので、働かなければならない。
のようには思わないかもしれないです。
休みたいのに、なんでこんなに働くのか
と思いつつも、やっぱり働く。というイメージが近いですかね。
働く=自分とは思わないのは、スクエアっぽい話だなと思います。
若い頃は仕事に向かう電車に乗りながら、
「このままサボって海に行けたらどんなにか楽しいだろう」
みたいなことを毎朝考えていました。
でも結局、職場の最寄り駅が来たら降りるし、そしてまた日常へ。というループ。
ただ、働いた感があると気持ちいいかもしれません。生きている感がするというか。
この「生きている感」を自分にもたらすことこそベスタの献身であって、これがこのアスペクトの意味なのでしょう。
ちなみに。
ベスタは女神の名前なので、やはり女性によく特徴が出る気がします。
私に至ってはスクエアである事も手伝ってか、「働かない男性」が無価値とすら思う節があるんです(ひどい)
仕事しないで生きているって…なんなの?(真顔)
みたいに。
これを話したら、叔母も合なのに「わかるかも!」と言っていて、
わかる!ではなく、(わかる)かも!という表現になるのは、コンジャンクションだからでしょう。
自分は火星とトラインにもなっていて、集中力がありますね。
というのが出ているそうですが、たしかに目的があれば、逸らさずいけるかもしれないです。
もしハードだったら集中「しすぎ」という面で出てくるので、ハードワーカーになります。
火星なので、その情熱の向け先といったら、やはり仕事になるからです。
ハードの方は特に、意識的に休むことが必要なので、休みを取り入れるようにしてください