トランジット(経過)、プログレス、ソーラーアーク(セカンダリー)における土星、天王星、海王星が与える影響についてです。
離婚とか、ペットの死、失恋、その他諸々。
「喪失感」という表現で言い表すことが多いのですが、天体によってどんな気持ちを感じるのか。
というのは当然異なります。
わかりやすく、「月」とのアスペクトで書いてみると、
土星のアスペクトでの喪失感とは、感情にブレーキがかかるという事なのですが、
有体に言うと「自信を無くす」という意味での喪失感になります。
これは孤独感とも言い換えることができるので、こちらの方がイメージしやすいでしょうか。
天王星とのアスペクトでできる喪失感とは、天王星は削ぎ落す。という意味も取るため、
喪失したことによる、ある種の「身軽さ」を感じるかもしれません。
月とのアスペクトの場合は、天王星が(特にスクエアの場合)感情を揺り動かす。とも言えるので、
必ずしも失う。という意味が当て嵌るわけではないです。
海王星のアスペクトでは、こちらが一番わかりやすい気がしますが、
まやかし。とも言い表される海王星での喪失感は、「心に穴が開いた」ような状態でしょう。
叶うはずもない願望を思い浮かべ、叶わない。となったときのがっかりする感覚が、海王星のもたらす喪失感です。
どれもこれも、喪失感。
という一言で表現されることも多く、これが日本語の便利であって難しい部分でもありますが、
どれが一番つらいのか。
というのは、どのハウスに天体が入ってくるか、ネイタルでのアスペクトがどうなっているのかにも左右されます。
耐性という面で見れば、ネイタルでアスペクトがない天体が絡んでくる方がつらいような気もしますが、
意外とそうでもない。というのが自分の体感です。