グランドトラインの一端に太陽。
若しくは、グランドトラインとは別でも、太陽が何かとハードアスペクトを取っていたりする。
この状態だと、太陽の思う「こうしたい」という方向性にうまく舵を切れる年になる気がします。
しかし、太陽がノーアスペクトの状態で、グランドトラインができていたり、カイトになっていたりすると、
自分の思う方向性とは違う方に状況が動くとか、外部だけやたら忙しそうなのに、自分は蚊帳の外。
みたいな状況に陥ったりします。
私の叔母が
「定年が間近に迫ってきて、状況を変えたいんだけど、自分に何ができるかわからないし、でも何かをしなくては」
みたいなことをしきりに言うので、年齢の調波図を見ていくと
・アセンダント、冥王星、土星と天王星(合)でグランドトライン
・月、火星、金星と海王星(合)で小三角
・土星と天王星(合)とMCのスクエア
・金星と海王星(合)と木星のスクエア
・月と水星のスクエア
この状態になっていました。
「(今の自分を)変えたい」というのは、アセンダント、冥王星、土星と天王星(発芽)が出ている気がします。
冥王星に、土星と天王星で、今ある枠を壊したい。変えたい。という事です。
月と火星も、そういった気持ちがわきたつし、海王星と金星(発芽)に火星なので、新しい事。というのは、
定年後も打ち込めることですよね。
仕事としてか、趣味でなのか。
よくわからないけど、何かを。という多様性と、そこに動いていけないもどかしさを感じます。
土星と天王星(合)にMCなので、定年後を考えてはいるのでしょうが、
金星と海王星(合)、木星という3天体(発芽もありますが)でのアスペクトは、結局は動けない。
という、考えるだけで終わってしまう状態に陥っている気がしました。
「結局どうしたら」に陥るのは、太陽がノーアスペクトだからなのだろうと思います。
「気になることは、やってみたら?」のように言うのですが、
例えばこういう星読みも「面白そう」とは言うものの、行動に移せない。
月と水星のスクエアで、日々の仕事をこなしていくうち、また結局よくわからなくなって。
みたいに考えるのかなあ。なんて。
ただ、来年は
・太陽、天王星、アセンダントに海王星(合)
というTスクエアになっているので、いよいよ行動に移せるのでしょう。
大きくジャンプするための、溜めの1年だったわけです。
年齢の調波図は、1年だけではなく、前の1年と、3年先くらいまで見ていくと、
先を見越せていいのかなと思います