相性において、自分の月に相手のどの天体がアスペクトを取るかというのを見てみると、
どのような感情を抱かせてくれる相手なのかを知ることができます。
一例として。
我が家は私の月に対して彼の
・金星がスクエア
・木星がスクエア
・火星がセクスタイル
・土星がトライン
こんな感じ。
月に対して金星木星のスクエアは、愛情過多になるようなイメージ。
火星と月のソフトアスペクトは、月の欲求を相手の火星が叶える。
のように読むので、トラインほど目に見えてではないですが、でも洗車してくれたり、マックに行ったらポテトをお土産に買ってきてくれたり、色々してはくれます
月と土星はトラインなので、一緒に居るだけで楽しくてはしゃぐような関係性ではないものの、
なんだかんだ、継続できているのはこの土星も一役買ってくれているのでしょう。
以上は全てシナストリー(2重円)から読めることです。
一方で、彼の月に私の天体は何もアスペクトを取らないので、表面上だけで読んでいくと
「気持ちをわかってもらえない」のように彼が感じる可能性があります。
しかし、これが悪いのか。というと、そうでもないんですよね。
例えば私の彼の月は、ノーアスペクトな上にアウトオブバウンズ(OOB)していますので、
もともとからして「気持ちをわかってもらおうとしていない」と言いますか、自分の気持ち≠他人の気持ちというように、
人と自分の感情を切り離して考えることができると読めます。
ミッドポイントで見てみると
金星/土星=月
のように、感情を抑えるような傾向にありますので、
これを本人が良しとして過ごしているならば、この軸(月)になにも接触しない方が、自然体でいられるということなのかもしれません。
一方で、私は
冥王星/ドラゴンヘッド=月の接触を自分で持っているので、「わかってほしい」が強そうです。
なので、私みたいなタイプは、自分の月に相手の天体がたくさん接触していた方が、
それだけ関わりがあるということで、これが安定に繋がる。ということになります。
複合的に読んでみると、なるほどと思うことがたくさん出てきますので、
アスペクトがないとか、ハードアスペクト=だめということではない
というのがよくわかります。