ICとMCは、「天底」「天頂」とも言われます。
書いて字の如くですね。
ホロスコープの、一番下、底になる部分と、一番高い、頂上の部分を指す言葉。
対になっているとは、オポジションの関係という意味でもありますが、
2分割というのは「相反するものの中でのバランス」です。
ICは根底。
自分の中の、前提でもある部分。
MCは、社会に見せる面です。
「私はこういうものです」という、名刺になる部分ということ。
どっちを先に。
ということであれば、ICが4ハウスになるので、
先に考えるべきも、
満たす(理解)すべきも、ICからが先のような気がします。
ICはその人のルーツ、育ってきた環境なども示すため、
そこが謂わば刷り込み(三つ子の魂)のような要素を感じずにはいられません。
例えばうちの娘はICが牡牛座なので、一般家庭でしたが生まれた頃から生活は豊かそのものでした。
これは、前夫の稼ぎというよりは、両実家がわりと裕福だったため、その恩恵とも捉えられるでしょう。
お金よりも、食べ物、洋服、おもちゃなど。物質的に恵まれていた(買ってもらえる環境であった)ことが、
4ハウスであって、サインの牡牛座っぽさに出ているなと思います。
ICを太陽、金星が挟む形を取るため、我が強いです
ICが母を示すということならば、母(IC)にも、父(太陽)にも愛される(金星)ということでしょうか。
ここに前提があるので、物があって当たり前。のように考えるんですね。
なので贅沢思考になりがち。
余談ですが。
お金というのは、あるものが前提としている人の所に存在します。
ない、ない、と思えば思うほど貧乏になっていくというか。
だから、あるある思考でいられるということが=お金に困らない秘訣でもあります。
難しいんですけどね。
これを前提として、MCの蠍座を考えていくので、お金では得られないものに価値を置き、
「稼ぐ=成功」とは考えないのでは。と思います。
MC蠍座の人が一様に。
というわけではなくて、どこに向かうかはやはりその人の星次第ですが、
自分が思う方に向かって徹底的に。というのが蠍座です。
融合のサインでもあるので、どこか研究者気質でもあるというか。
仕事=稼ぐためではなくて、結果としてお金がついてくる。そんなイメージです。
いきなり10(MC)にはいけないというか、
地盤のちゃんとしていない建築物のようになってしまうので、
やはり根っこの部分をきちんと考えて、どこが長所か、短所かをわかってくると、
自分の「こうしたい」という方向性も見えてくる気がします。
なので10代や20代の若いうちからMCのことというのは難しいかもしれません。
サラッと書くつもりが、意外と長くなったので他のサインの事はまた次の折に触れていきます。
書いてて思ったのが、娘がお金に困らなそうだなあ、というのを改めて知り、
安堵するとともに、正直すごーく羨ましいです(余談)
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