水瓶座は未来志向と言われますし、ルーラーが天王星なので個性的で掴みどころがなく、
距離感を取ることで相手を尊重するような節もあり、どこかドライという印象も感じます。
「個」を大切にするサインでもあるため、上下関係の厳しい今の職場でも、水瓶座の先輩はとても付き合いやすいと感じます。
それは、後輩の立場であることは変わらずとも、経歴や、年齢ではなく、「私」という人を見てくれて、付き合ってくれる。と感じるからです。
これって、できるようでいて、意外と難しいと思います。
人をよく見ているので、水瓶座の上司が人事担当だった場合は、適材適所の配置をしてくれるのではないでしょうか。
「水瓶座の世界はシビア」と講座で習い、その理論はわかるものの、私はこのシビアさを理解するのが難しかったです。
が、ある日突然、なるほどそうかと。
サブルーラーを考えたら納得がいきました。
水瓶座のルーラーは天王星。サブルーラーは土星なんですよね
そもそもが、水瓶座の世界観は、山羊座のヒエラルキーの世界の先。
ピラミッドな枠組みを取っ払た先にあるものを見ています。
先輩でも、後輩でもなく。
仕事を辞めた/定年退職した後でも変わらずに繋がっていられるもの。
損得勘定なく人と人とを繋ぎ止めるものこそが=「信頼」という事です。
目に見えないし、会社と違って査定もないし、評価も、対価も、全てが自己責任の世界になります。
信頼を得るには、それなりの時間を要しますが、これは土星の象意です。
前途した会社の先輩と、新人2年目の時に現場が一緒になりました。
2年目で新人を脱したような気になっていた私は(要は調子に乗っていた)、
「今日の現場はこんなスケジュールで動かしたいです!」
のように発言したところ、先輩は「いいよ、やってごらん」と言ってくれたんですね。
もう、この時点で自由にやらせてくれることが嬉しくてたまらない
浮かれた私は意気揚々と現場に向かい、仕事が始まりました。
が。
私の見立てが甘々すぎたためか、全体を見通せてなかったのがいけなかったのですが、
現場、大混乱。私、滝汗止まらず
結局、もうこれ以上はいくらなんでも。
という時になって先輩が助けてくれて事なきを経て、でもこれも今思えばいよいよの時まで黙って見ていてくれたのだと思います。
それは、私が間違えるだろう。ミスをやらかすだろう。
という視点で見ていたとか、そういう事ではなくて。
先輩も先輩で、任せると言った以上は。という気持ちもあった上で、
「やります」と言ったのだから、責任をもってその仕事はやろうね。
という意味だったのだと思います。
後輩の言葉を真に受けて、任せっぱなしにしない。というのは水瓶座っぽいです。
射手座とかは、任せたら最後、全く見てなさそうなので
わりと獅子座の先輩も「先輩後輩とか関係ないから、ぶっちぎっていこうぜ!」
的な事を言うのですが、
獅子座が仕事を任せてくれるのはその根底に信頼があるからというか。
私の「責任」で後輩に仕事を任せたのだから、ピンチを助けるのは当然のこと。
のように思うかもしれません。
(先輩を)チラッと見たぐらいの時点で「では私が続きを」と派手に出てくるのは獅子座っぽくて、
水瓶座は、チラ見したくらいでは、知らんぷりとまではいかないけど、いよいよの時までは助けが入らない。ある種のドライさがありますかね。
このあたりは対極サインではありますが、
獅子座は火星座で、水瓶座は風星座。という性質の差でしょうか。
私はMCが水瓶座なので、わりと「視点が独特」のように言われることが多く、
老若男女を問わず付き合えるようなところもあって、
一定の「決まった関係性」みたいなのが、なんていうか、苦手なんですよね。
(それも心を許している証拠でしょうが)愚痴だけの飲み会とか、噂話ばかりを言い合うようになってしまったら、
どんなにお世話になった先輩でも、その時点で嫌になっちゃうんです。
すこし語弊がある言い方かもしれませんが、発展性を感じなくなるというか。
職場離れ、人離れの良さみたいなのもあって、これは7ハウス天王星の部分もありますが、
職場に関しては、一切のもめ事も、引きずることもなく、腹が決まれば引き止められてもサクッと辞められるような節があって、
このあたりが水瓶座っぽいでしょうか。
こういうのを繰り返して、例えば職場で孤立したとしても、意外と平気なんですよね
そして、私で言うのなら、職場じゃない環境での繋がりを持つ方が、このMC水瓶座はいきるのかもしれません。