去年の講座で、エリスについてすごく話題になったんです。
ただその時は、自分に当て嵌まらなかった。ということと、勉強不足でただの小惑星という認識だったので、
特に掘り下げることもなかったのですが。
エリスの配置が気になる人がいたため、改めて調べてみよう。と思い立ちました!
まず、エリスには小惑星エリス(11980 Ellis)と準惑星エリス(136199 Eris)
という、名前は同じですが、異なる2つの惑星が存在します。紛らわしいですね。
Pluto=冥王星のように和名がついていないので、ここも混乱するポイントでしょうか。
エリスというのは、神話の争いと不和(不仲のことです)の女神の名前なのですが、
これは準惑星エリスの方を意味します。なのでここから書くのは、全て準惑星のことです。
このエリスの発見、存在により、冥王星は「太陽系の惑星」から「太陽系外縁天体」という位置づけとなり、太陽系の惑星から外されました。
会社で言えば降格ということになりますが、メインダンサーからバックダンサーにさせられたようなイメージでしょうか。
冥王星は惑星か否か?という、論争のきっかけとなった天体です。
太陽系から外されたこの時、冥王星にも134340という番号が割り振られました。
キリもよくなく、中途半端ですね。
この平凡な番号に、干された感が出てしまうというか…
冥王星の立場を思えば「残酷」という印象を抱きますが、
改革という名を掲げるのは、一見すると立派なんですよね。
おかしくないですか?を言えない人がいる中で、問題提起できる人。ということなので。
言った本人はすっきりするし、正論ですよね?という、ある意味ではしてやったり的な満足感も抱くでしょう。
しかしその裏には、戦争の裏側の犠牲者のように、傷つく人も、憂き目にあう人もいる。
ということも考えなければなりません。
空気が読めないのと少し似ているのですが、「正論です」という顔して意見をぶちかます(もはや)
なので、周囲は口、あんぐり。のような。
しかも、なかなか引き下がらないんですよね。
職場で、それを言っても上の決定は覆らないのに…
というシーンにおいて、絶対挙手する強者の先輩がいます
この先輩は、太陽とエリスがハードになっていて、ただ、嫌われるか?
と言ったら、そうでもないというか。
天王星がMCと合、ジュノーとアセンダント合のアスペクトも持つので、
みんなが合意すればそこで解散になる会議なのに「しつこいな~(早く帰らせて
)」とは思いますが、
改革者。なんて呼ばれたりしています。
むしろ、「ちょっと、今度の会議で意見してよ」「(みんなの不満を)言っちゃってくださいよ」のように
頼られるような面も持つというのは、エリスだけではないアスペクトも手伝っているとは思いますが、
うまく使えている方かもしれません。
しかし、頼む方も自分が矢面に立たずに人にやらせるわけで、どうかしてるとも思います。
太陽もですが、特に火星とのアスペクトには注目した方がいいでしょうか。
エリスというのは、火星の神様アレスの妹。(または姉)という説もあるためです。
神話、久しぶりに読みました。
どの話も、日本のものもそうですが、欲が渦巻くというか…ドロドロしているなあという感想です(余談)
ホロスコープ鑑定はじめました!
タロットメール鑑定はじめました!