離婚については、「離婚する人」ではなく「離婚できる人」という視点でもってチャートを読み解いていきます。
その時期に関しては、やはり天王星が関与していることが多く、
これは離婚=家庭からの離脱を示すためです。
私の場合で離婚時の星の動きを見ていきます。
まずトランジットの冥王星、海王星が出生の冥王星、海王星とそれぞれスクエア。
いわゆる中年の危機でした。
・冥王星の方がオーブがきつくて、1度。逆行中。
・海王星は、オーブが3度ありましたが、これも逆行中でした。
・その海王星は、出生の月に対してオポジションを長期に渡って形成。
もともとが出生で月海王星スクエアを持っているため、
T海王星、N海王星、N月でのTスクエアが出来上がっていた状態です。
冥王星と冥王星のハードでは、価値観の変容が起こります。
海王星と海王星のハードでは、揺らぎや迷いを感じ、不安に苛まれることも多いです。
私は更に月も絡んだので、これといった原因もないのだけど、なにか不安で、とにかく不安で。
前も後ろも見えず、どうしたらいいのかもわからない
こんな気持ちをずっと抱いていました。
この時、家庭では前夫が色々とやらかしまして
もう無理だ。となったタイミングで離婚に踏み切ったのですが、
これをソーラーアークで見ていくと
・SA天王星とN火星がコンジャンクションしていた状態でした。
同じく、トランジットでは
・T天王星とN火星がトラインを形成。
「もう無理だ」の背中を押すように、天王星が火星に「いけいけ」のパワーを注いでいたような、
着火という感じでもあるのですが、この勢いに乗って、離婚だ離婚!
となったわけです。
振り返れば、わりと後先考えずな状況ではありました
そこは天王星。という感じがします。
この年のハーモニクスを見ていくと、
太陽、天王星、土星でTスクエアを形成していました。
太陽と天王星は、これだけだと離婚というよりは、「新しい生活」のようなイメージでしょうか。
ここに土星が絡むことで、今まで築いてきた家庭という土星の「枠組み」を天王星が「壊した」、または「取っ払った」
のように解釈することができるでしょう。
たられば論で。
もし、この時に離婚していなかったら、今頃どうなっていたのかな。
というと。
今離れていくものは、この先においても必要がないもの。
こんな風に考えるのが、中年の危機です。
なので、無理して我慢して、耐えて生活を続けていたとしたら。
もうすぐ来る、中年の危機、最後の関門(!?)
T天王星とN天王星のオポジションがそのタイミングになっていたはずです。
早かれ遅かれ、離婚はしていただろうと考えていますが、先にしてしまった。
なので、天王星のオポジションが形成されるときには、また別の事象が起こるのでしょう。
こわいような、たのしみなような。そんな気持ちです。