月と冥王星がハードアスペクトを組むと、
月=母×冥王星=支配
とよく言われます。
天体の象意を考えればそういう図式になるでしょうし、
わからなくもないですが、ただ全てがそう出るとも限らないのです。
支配というのはある種の束縛を指します。
誰しも子供のうちは、ままならない出来事がたくさんあって、
親の言いなりにならないといけない場面がでてくるのも当然で、
好きなことを好きなようにできない。というのも、月と冥王星ハードの方だけがそうなのではありません。
現に私は、月のアスペクトは海王星とスクエア、水星とセクスタイル。
以上しか(逆に)持ち合わせていません
が、上記のように母親に縛られている感覚でもって幼少期を過ごしていました。
大袈裟に捉えないでほしい。ということです。
本当に母親が支配的であったかは、ネイタルの月よりもシナストリーで見れば自ずと答えが見えてきますし、
ネイタルでこのアスペクトがあるだけ。
といった場合には、感情が揺れ動きやすい。という風に読む程度に留まります。
揺れの幅が大きい。というのも、冥王星のアスペクトの特徴ではありますが
これは母親の育て方の問題ではなく、
どのように育てられたにしても、このアスペクトがある以上は、時に爆発しそうなほどの激情に駆られますし、
同じように他者の感情に対しても敏感です。
どのアスペクトにしても共通ですが、ハードを組む=悪ではありません。
極論でいえば支配するもされるも本人の好みであって、母親側で管理できるものではない。ということです
特に月冥王星ハードのお子さんを持つお母さんに、このことを伝えたいな。と思います。
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