同じタイトルで娘のASCをT土星が通過した時のことを書いたのですが。
姉の場合は土星通過の８年程前にトランジットの冥王星がアセンダントに重なり、通過していきました。
師匠的な立場の先生から独立し、今の企業に入社した時期と符合します。
仕事のイロハを全て教わり、二人三脚で１０年以上もやってきた会社からの独立。とのことで、方針の違いか、別のことが原因かはわかりませんが、生活も仕事も全て１から。となったこの独立なしには、今の姉は成り立ちません。
破壊からの、再生。まさに冥王星といった感じです。
そしてそこから８年後。
冥王星はまだ１ハウス。
この頃T海王星とN海王星にスクエアがかかり、中年の危機、真っただ中。
アセンダントに土星が重なる頃、プロデューサーのような立場でひとつの事業に携わることになり、これが徐々に形になっていきます。
土星の１ハウスっぽいなと思ったのが、同時に講師活動などもしていた。とのこと。
仕事、プライベート共に充実◎！
を通り越し、忙しすぎてありがたいけど…
のような状態だったそう。
冥王星が先に来て、全てまた１から築き上げていく中。
土星が重なり通過していくことで、始めたことが形になっていく。
言葉にすると、綺麗なレールの上を迷わず走ってきたようにも思えますが、
姉はこれらの仕事をしながら週末には学校に通い、今持っているよりも上位の資格に挑戦し続けていました。
苦労の連続だったろうな。と。
もう少し掘り下げると、
ネイタルで火星と海王星がコンジャンクションを取っているため、もともと夢や理想を実現していく力には長けています。
加えてこの火星は土星とスクエアを取っているためストイックです。
土星のサインは乙女座なので、地サインの継続力もうまく使えている。
姉の経験を聞いていて、わりと土星が利いているな～。と感じましたが、太陽は蠍座です。
しかしアセンダントが山羊座。
ということは、チャートルーラーは土星になります
姉にとって土星は強み。ホロスコープを統治する天体ということです。
この土星は８ハウスにあるため、ひとつの事をとことん深くまで掘り下げてきたからこそ、今の成功があるのだと思いますし、８ハウスは蠍座のナチュラルハウスでもあります。
チャートルーラーがいるハウスを活かすことが、結果、太陽を輝かせる。
つまり太陽の助けになるハウスという意味になりますが、うまく使えているいい例だと思いました。
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