6ハウスに金星を持つ人は、自然と相手に尽くすことが多いように感じます。
自分もここに金星があり、まだホロスコープの「ホ」の字くらいしかわからなかった頃、
“6ハウスに金星があると恋愛がつらい”のような一文を見かけて、ずいぶん落ち込んだ記憶があります。
パワーワードに気を付けていこうと思います…気にしてたら書けない部分もあるけれど…
「苦しみこそ愛」みたいなことを、金星期の頃に本気で思っていたので納得した部分もあったりして
金星のサインは蠍座なので、こういった重い思考を抱くんですね。
6ハウスは乙女座のナチュラルハウスになるため、
他者のために自分ができること。を考えていくような性質を持ちます。
人の喜び=自分の喜びとなりやすいので、
ここに金星があると恋愛がしんどい。と言われる意味もわからなくもないです。
労働ですと働いた分の「対価」は必ず得られますが、
特に恋愛においては、尽くした分だけの愛が返ってくるとは限りません。
一緒にいる相手によって幸福度が全く違う。といった特徴を持ちやすいのが、その理由かなと。
1ハウス(人格)から見ると150度に位置する6ハウスは、
クインカンクス/インコンジャクト(無視)のアスペクトを取る部屋になりますので、これも一因かなと思います。
「尽くす」という言葉にも様々な意味がありますが、奉仕的と申しますか、献身的ということです。
ここはサインにもよります。アスペクトにもよります。
みんながみんな、悲恋ばかりかと言ったらそうではないし、
そのような傾向が多いとはいえ、相手を決めるのも、切り開いていくのも自分ということを忘れないでください