ホロスコープ講座4回目。

7ハウスから12ハウスの話でした。

 

私自身は、初学者の頃は9ハウスと12ハウスが苦手で、11ハウスのキーワードもピンとこなかったです。

 

自分の天体があるハウスは理解しやすいのは体感があるからですが、何もないハウスには意識が向きにくい。

課題がないからと言われても、まあたしかに10ハウスに何もなくても社会にはでていて、それなりに仕事もできてるしなぁ。というような軽い気持ちもありました。

 

体感があるなら、星やサインが違えどなんとなく理解ができる。

しかし、体感がないものをどういうことか?と考えても、それは雲を掴むようなものです。

 


 

習ってすぐに、全てのハウスを腑に落とせなくても、それは自然なことだと思います。

星の勉強は一度聞いて終わりではなく、何度も戻りながら理解していくものだからです。

 

自分の人生の中で起きた出来事は、星のサイクルと見事にリンクしています。

 

たとえば今、空を動いている天体はどこにあるのか。
プログレスの天体はどこにあるのか。

過去、大きな出来事があった時に、星はどのような配置を取っていたのか。

 

トランジットやプログレスは、まだ講座では扱っていない部分ですが、

私の場合、プログレスの月が12ハウスにある時期は、気持ちが重くなり、自由に好きなことができなくなりました。

できないというよりは、そもそも何かをしたいという気持ち自体が湧きにくくなったのです。

時間があったら寝たいし、何かを考えることすらまともにできない、したくない。

 

これらの体感は、12ハウスが持つ輪郭のなさとよく重なります。

変化はたしかにあるのに、その気持ちの正体が見えない。つまり外側からは形として掴みにくいのです。

輪郭のない部屋の中で、自分の意志や欲求を見つけようとすることが、どれほど難しいのか。

 

こんな体感を通して、12ハウスの意味が以前より深く腑に落ちました。

戻る、とはこういうことです。

 


 

自分のネイタルチャートも、何度見ても新しい発見があります。

ネイタルの星が変わったわけではないので、読む自分が変わったということでしょう。

 

万華鏡に似ているな、と感じることがあります。

同じパーツでも、見るたびに違う景色が広がる。

 

星を学ぶことに終わりがないのは、そういうことなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

講座後記はこちらからもご覧いただけます。

 

 

 

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ホロスコープの基礎でもある「天体」について、社会天体とはなにか?どう使うのか?という質問が講座の中で出ました。

 

10天体は、3つに分類することができます。

 

まずは個人天体。

太陽、月、水星、金星、火星。

これらの天体は、個人の資質に関連します。

性格や、感情、考え方、喜び、欲求など。

自分の内側で実感しやすいものを表すのが個人天体です。

 


 

次に社会天体。

木星、土星の2天体。

この2天体は、個人天体とは少し資質が違います。

 

木星は、発展、拡大、可能性、学び、恩恵の天体です。
自分の中にあるものを広げたり、人や社会との関わりの中で可能性を大きくしていく働きを持ちます。

一方、土星は、制限、責任、構造、継続、現実化の天体です。
ただ自由に広げるのではなく、社会の中で通用する形に整える力を表します。

 

つまり木星と土星は、どちらも社会との関わりを示しますが、その働き方が違います。

 

木星は、広げる。
土星は、形にする。

木星は、可能性を開く。
土星は、責任を持って維持する。

 

この違いです。

木星と土星があることで、私たちは自分の資質をただ内側に持っているだけではなく、社会の中で使える形へと育てていくことができるのです。

 


 

私が高校生の頃、ルーズソックスが爆発的に流行ったのですが(なつかしや)

何かが流行る。というのは木星的です。

みんながそれをいいと思い、取り入れ、同じ空気を共有していく。

この「広がっていく力」が木星です。

 

一方で、このルーズソックス。

長いし、分厚いし。

一度洗濯したら、1日干したくらいじゃ乾かなかったんですよ爆笑

 

親に洗濯に出すたび嫌な顔をされ。

洗いあがったばかりのをすぐに履いて、また嫌な顔。

 

この「何がいいかわからない」とか「履かないでくれまいか」のような圧。

これが土星です。

 

土星は、流行そのものを否定する天体ではありません。

しかし木星的に広がったものを実際の生活や社会の中に持ち込む時、そこには必ず制限や管理の問題が出てきます。

 

ルーズソックスの例で言うならば。

洗濯をする人。

校則を管理する人。

親世代から見た違和感。

 

これらの土星の制限を、いかに受け入れるか。その中でなにを選択するのか。

 


こういった経験を経て、人は成長していくのです。

そして、土星は親世代、目上とだけ読むわけではありません。

 

例えば私は5ハウスに月があるので、ルーズソックスが可愛いと思い、履いてるだけでうれしい楽しいといった、喜びの発展がありましたが、これは同じ5ハウスにある木星を使う。という意味でも適していたと思います。

 

毎日履けたわけじゃなかったのも、履けたときが余計に嬉しかったんですよね。

洗濯から仕上がってくるまでは履けないとか、1足が高いので、買い足すこともできなくて。

こういった暮らしのルールっぽさは、私が6ハウスに土星を持つからでしょう。

 

また、みんなが履いているから。という理由で、本当は履きたくもないけど周囲に合わせていたとしたら、それは土星的です。

クラスで浮きたくないとか、なんとなく、右向け右の風潮があったとしたら。

浮かないように、クラスの輪の中に自分を嵌め込むのもまた、土星なのです。

 


 

では、トランスサタニアンとはなにか。

天王星、海王星、冥王星。

この3天体は、時代の天体です。

 

天王星は、今までの常識を破る力を。

海王星は、憧れやイメージを広げる力を。

冥王星は、時代の深い変容を表します。

 

ここから先は、単に「ルーズソックスを履くか履かないか」という個人の選択を超えてきます。
時代そのものの価値観に関わってくるからです。

 

同じ高校生の頃。

ポケベルが流行りました。

それまでの、個人間でのメッセージというのは手紙や交換日記が当たり前でしたが、

ポケベルの登場によって、いつでもどこでも何時でも、人と人がつながれるようになったのです。

 

この流行は高校生の私たち世代に留まらず、あっという間に大人世代にも広まっていきました。

PHSがうまれ、携帯電話が登場し。

 

それまでの通信の在り方が変わった。という意味では、時代が変わったのです。

天王星の関与が、そこにありました。

 

天王星は、土星の次にくる天体ですが、それまでの通話は家電(固定電話)そのものでした。

何時にかけたらいいのか。

夜は20時以降は常識外。

相手の親が出たらどうしよう。

これらの「無言のルール」は土星的です。

 

ポケベル、PHS、携帯電話。
連絡の窓口が、「家」から「個人」へ移ること。
それは、固定電話という土星的な枠組みを超えて、個人と個人が直接つながる時代を生み出した出来事でした。

 


 

個人天体なら、誰かと連絡を取りたい、話したい、つながりたいという気持ち。

社会天体なら、その道具が同世代や社会の中で広がり、使い方のルールやマナーが生まれること。

 

トランスサタニアンになると、そもそも「人とのつながり方」そのものが変わってしまう。

ここが、天王星・海王星・冥王星の領域です。

 

時代の大きな流れそのものは、個人が自由にコントロールできるものではありません。
 

その変化に気づけるか。
そこにどう反応するか。
 

時代に乗れるか。空気や変化を察知できるかは、アンテナ次第でもあります。

 

 

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以前講座の中で前世の話になったことがあり、

私はそういった神秘的な力は何もないので「死んだらわからんしなー」「前の生より今の生でしょ」

みたいなことをどうしても思ってしまうのですが(かわいくない)

ホロスコープの中でもそういったことがわかるか否か。

のような話は嫌いではないです。

 

ただ、別に前世を知りたいとはあまり思わないというか。(興味はもちろんあります)

 

ホロスコープ講座と樹木のある風景

 

それは、私はやはり今の現状をどうにかせんと。にいっぱいいっぱいであるのと同時に、

わからない部分に希望を見出す?とか、意味を見出すのが嫌いだからだという話です。価値観ですね。

 

でもタロットをわけもわからず独学で引きまくっていた頃は、これさえあったら私の人生無敵ではなかろうか。

みたいなことをわりと本気で考えていたので、

その時にホロスコープで前世がわかる!みたいな記事を目にしていたら、妄信的に嵌ったかもしれません。

 

要するにその時は暇だった。という話です。(あくまでも私の場合は、です)

 

 

 

そもそも。

 

ホロスコープは、生まれた瞬間の天空を切り取った「現世のスタートラインの図」です。

 

その図に「前世の痛みと闘いながら、それでも今世を生き抜く運命で…」

みたいに書いてあったら、嫌じゃないですか。

 

今、生まれたばかりなのに、希望もなにもあったもんじゃないです。

 


 

どんなパターンを繰り返しやすいか。

何に無自覚で、どこに引き戻されやすいか。

今生で「伸ばすべきテーマ」や「卒業したい癖」

 

これらを象徴として読み取る。つまり今世の課題と資質です。

 


 

ちなみに、私は自分の前世をどう思っているかというと。

 

空腹で餓死した農民

 

以上です。

今ホロスコープをやっているから前世はきっと巫女ですう~(みことだけに)

みたいなことは全く思いません。

 

なぜか?というと、金が金がと言う。食い意地がはっている。よく働く。

そういう像がいちばんしっくりくるからで、高貴な姫なら今こんなとこでブログ書いてもいないし、

巫女にしたって同じことです。

 

 

この話を、この間叔母にしたんですよ。

叔母は自分の前世について

 

どこかの家の召使い

 

だったに違いないと言っていました。

なぜなら、家族のためにご飯作って、掃除して洗濯して。

みんなが感謝してくれるわけでもなく、でもどうしてもやってしまう。

 

このように言うんです。

農民より全然いいじゃん!シンデレラの可能性もあるよ!!

と返したら本人は爆笑していましたが、この話を聞く限り、

こうした考え方は前世の記憶そのものというより、今世の生き方がそのまま「前世像」として映し出されているのだろうと感じます。

 

なぜなら、叔母は太陽合ベスタだからです。

月は木星と合。2ハウスにあります。

 

(家族のために)働くしもべ。という考え自体が、非常に彼女の太陽、そして月をよく示している。

 

私自身のチャートに目を向けると、太陽はベスタとスクエア、月は2ハウスカスプとほぼ誤差なくスクエアです。

 

金のことを常に気にしている
食べることへの執着が強い
働くことをやめにくい(ひどすぎる3拍子)

 

こういった傾向を並べていけばいくほど、
巫女よりもずっと、「空腹で餓死した農民」という前世像のほうが、自分にはしっくりきます。

 

つまり、私の場合も「前世を思い出した」というより、今の生き方から逆算して
こういう前世像なら腑に落ちるよな、と組み立てているだけなのでしょう。

 

 

こうした前世像の話も含めてホロスコープを考えると、
 

太陽は生命の与え主であり、人は皆、太陽と月の統合を目指して生きていく

 

という結論に達します。

 

やはり、占星術はこの「太陽と月の統合」というテーマに行き着くのだな、と。
深いなあ、と改めて思うのでした。

 

 

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