お疲れ様です~。

 

前回、固着しカジッたボルトを抜くのに膨大な時間を奪われブチ切れモードでしたが、オーダーしていた新品ボルトが2日で届くという神業により早速作業再開よだれ

 

昌和ボールトさんマジで仕事早い!
そして予想通り爆安w

マジでいつもありがとうございます。

 

ハイドロダイナミクスのラピッドジャックに使われている、高さ調整側のボルトは1/2-13山のユニファイ並目(ここテストに出ます)
 
パワーポールのプレートをジャックに共締めするので、プレートの厚さ分長いボールトが必要だったのです。
 
プレートが2枚重なる部分は2cmほど長いものを、1枚だけの部分は7mmほど長いものをオーダー!(ここの説明難しくて全然伝わんないっすね)
 
ボルトには全ネジと半ネジがあり、今回欲しいのは半ネジ。
全ネジはボルト長すべてにネジが切ってあるので半ネジより少し強度が落ちるんですネガティブ
 
ただ半ネジだと有効ボルト長の指定が難しく、メーカーによって様々でそこまで把握しようとするのは結構難しい。
問屋さんでも把握してない事が多いので、昌和ボールトさんのような親身に事情を聴いてくれるお店って貴重なんです。
自分みたいな個人客の注文なんて、たかが知れてるから儲からないし面倒だから相手したくないっすよね普通驚き
 
船外機を船体に固定するための大事なボルトなので強度が大事。
元々付いているボルトは刻印からクイックシルバーのSSボルト1/2だと思われる。
SSボルトの強度区分が分からないので何とも言えませんが、こういうところのボルトは適当に変えたらダメ煽り
 
ボルトの手配も終わったし早速プレートを付けていくぅ!!
 
プレートはたまたま付属してきたものなので、自分のボートに合うのか付けてみないと分からない。
もし合わない場合はプレートを購入する必要があり、今の為替レートだと左右で10万くらいするオエー
 
辛い! 辛すぎるぜw 
 
頼む! 一生のお願い! 合ってください……と信じてもいない神に祈りながら取り付けたらいい感じににっこり
 

 
反対側も取り付けてみる。
 
ラピッドジャックはここのギアが付いているボルトを回すと上下の高さ調整が可能という仕組み。
ここのギアがマウントプレートに当たるので加工が必要かと思いきや、ギリッギリのクリアランスで躱している昇天
 

 
もうバレット専用だったのでは??というレベルでギリギリよだれ
画像ではギアに当たっているように見えますが、髪の毛3本くらい隙間が空いているのでこの状態で高さ調整が可能です。
 
これも全て自分の普段の行いの良さや、常に世界平和の事しか考えていない奉仕の心ってやつのおかげでしかないと思っています。
 

 
あまりにも絶妙なクリアランスだったので写真もう一枚添付。
凄いwww 
 
当たるところ削ったりしなきゃと思っていましたが大丈夫!!
 

 
ただこの位置にすると少しパワーポールが高い位置に取りつくので、10ftな自分のポールだと凄く上に飛び出る。
殆どの人がこの位置に付いているので求めすぎと言えば求めすぎですが自分は強欲の化身真顔

全然想定していた範囲ですが、少しでも下げたい欲求不満状態に。
 
 
もっかいマウント外して観察してたら上下逆に付ければ少し下がるんじゃね??
って事で逆付け作戦に。
 
ナイスアイディア! 天才過ぎる!
素敵! 抱いて! 
全世界からの賞賛の嵐がやみませんキューン
 
 
逆付け完了!
とってもいい感じに下がっている
 
強度的にも問題ないし現状の見た目はダサいけど、パワーポール本体が取りついたらいい感じに馴染む気がするぜ!
自分の発想力が怖いぜ! ナイスアイディア過ぎて震えてきた凝視
 

 
もう皆さんお気づきかと思いますが私は天才のようです。
パワーポールのプレートを逆付けする人なんて、私が知る限りいないのでこれは特許取らなきゃ。
ニコニコが止まりません。 深夜に一人でニコニコしているキモイオッサン爆誕の瞬間です。
 
早速パワーポールをドッキング
 
…あれ?  …は??  
なんかどう頑張っても角度が内側に向くwww
2本立てると /〇\ こんな感じで内股になってオネェっぽくなる。

 
そうです…。
マウントはある程度角度が変えられるように長穴になっているのですが、逆付けされることを想定して作られていないので、逆付けすると外側への調整範囲が狭くオネェになってしまうようですオエー
 
前言撤回しなければいけません。自分は天才ではありませんでした。
無駄な事ばかりしてて時間を無駄にする糞野郎です。
調子に乗ってスンマセンでした煽り
 
自分の無能さと糞野郎具合に気が付いたので大人しく普通にプレート取り付けます。
 
仮止めなら良いのですが、最終での締め付けなので規定のトルクで締めます。
ネットで調べてたらラピッドジャックの規定トルクは40フィートポンドらしいので(諸説あり)トルクレンチで締めます。
ニュートン換算で54ニュートン位。
 
ステンレスボルトで相手がアルミなので54ニュートンつっても結構なトルクなのでねじ切りそう
これあってる? 大丈夫?? 
不安になりながらも締め付け完了驚き
 
このボルトがカジって前回酷い目にあったため今回はスレッドコンパウンドを塗ってカジリ対策としました。

 

塗ってもかじる時はかじるけど、対策としてはこれ位しか思いつかなかったし、奮発して信頼のワコーズのやつ使ったので多分大丈夫でしょうネガティブ

 

んで取り付け完了。

横から見た時の角度はこんな感じ。

 

少し後ろに寄ってるけど許容範囲よだれっていうかカッコいい角度に収まっているよだれよだれ

 

 
後ろから見るとこんな感じ。
 
2本とも内側に限界まで寄せたところの画像。
 
通称オネェモード
 
これだと収まりは良いけど開いた時にポールが内股になって折れそうなくらい曲がるから無し。
 

 
これば調整限界まで開いたところ
 
通称 ツッパリモード
 
攻撃力と威嚇性能が向上する物申す
同じく開くとポールが歪むので無し。
 

 
開いた時にポールがまっすぐ刺さる位置、かつ収納された時に真っすぐ付いているのが理想っぽい。
なんとかモードとかいって遊んでいる場合じゃない。

もういい歳なんだからいい加減にしてむかつき
 
こんな事ばかりやっているから作業が進まないむかつきむかつき
 

 
パワーポールの勝手が分かっていなくて、ポール側のホースにオイルが残っているのに気づかず、伸び縮みさせたからホースからオイルが噴出して顔射食らいましたネガティブネガティブネガティブ
陸地で溺れるかと思った。
 
ATFって甘いんですねw
 
とりあえず本体の取り付けまでは完了。
つぎはポンプとホース交換して完了かな!

初めてパワーポール付けるけど、構造自体は凄く簡単でシンプルなものでした。
取り付けに関するマウントのノウハウと、ホースをどう通すかといった思考に時間がかかる作業ですねにっこり
 
ボートによってガンネル付近に穴開ける?とか、リギングホースに入れる?とかやり方はいくらでもあるけど、これを考えるのが時間を使うのよね。
 
ホースは悪名高き黒青のホースをチョイス。
対策品のCM2.0のホースを使いたかったけど、値段が高くて断念。
それに黒青ホースは破けるっていうけど、初めてだからどれくらいで破けるか実際に経験してみたい。
特に青がダメだという評判。
でも3年くらい持つのでは?と予想しています。
 
ただ今付いている古いホースも長年の油圧により膨張して径が太くなっているので、やっぱり劣化は避けられないようですね。
 
ちなみに純正の黒青ホースは5/16インチ。
5/16インチのホースってよくアメリカ物のエアサスキットに付いてくるホースと一緒じゃね?と思いつつ今回は純正を注文。
ちなブレード以前のパワポは1/4ホース。
 
色々調べると多分ですが、パワーポールのホースを作っているのはパーカーハネフィン社。
パーカーのカタログを見るとそれっぽいホースが沢山ある。
PPのポンプの圧力に対応できる5/16インチのウレタンチューブが用意できれば代用が効きそう。
 
ただPP社がポンプの諸元等の詳細データを隠しているので予想でしかない。
今回はすぐに使用して見たかったので純正を奢ったけど、次回は代用品を色々用意して検証してみるつもりです昇天

楽しそうでしょ?www
初めてやる事は凄く楽しいですねw
 
このブログ書いてる時点では既に完成しているけど、もう少しパワーポール編は続きます。
念のための忘備録&日記として記載。
 
あと今後、自分でパワーポール付けようする変態たちのための道しるべとして少しくらい役に立てれば昇天(そんな奴はいない)
あくまでも我流なので間違いがあるかもなので参考程度でお願いします。
 
 
お疲れ様でした~!!