お疲れ様です~。
試運転の記事書こうとしたんですが、過去の作業ブログ書き半端だったので投稿。
 
 

キールガードって貼ってます??

 

 

自分が今まで購入したボートには全てキールガードが貼ってありました。

桧原湖や秋元湖などではボートをスロープから出した後、浜刺しすることが多くキールガードを張っていないと船底がガリガリになります。

 

バレットのチャインは薄く尖っていてとっても美しいと思っているので、貼らない方がカッコイイとは思います。

他のバレット乗りの方々を検索しても貼っていない人も多いですね昇天

 

キールガード貼ると速度が落ちるとの噂も…?


コンクリートのきちんと整備されたスロープがあって、桟橋も完備されている所で出せる方がうらやましいよだれ

 

とはいえ自分のホームは桧原湖で国立公園に指定されているので、簡単にスロープとか作れんらしいっす驚き

浜刺ししてせっかく美しいチャインがガリガリになったら精神衛生上よくないので貼る事に決定飛び出すハート

 
アメリカのバスボートフォーラムのバレット親父たちによると、キールガードの長さは20XDシリーズなら7ftのキールガード、21XDシリーズなら8ftが良いんじゃね?との事。
自分は7ftをゲットよだれ

 
キールガードを貼ると磨きにくくなるのて、貼る前の下準備としてポリッシャーで磨いていきます。
ツヤッツヤだぜよだれ

 
使っているコンパウンドは3Mのやつ。
ハード1L。大体何でもこいつで終わる。
このコンパウンドの何が良いって油脂類が含まれていないから、ポリッシュ後の脱脂が楽なところ。
こだわる方はこれとセットでハード2Lとかより細かい番手のコンパウンド買うと幸せになれると思う。
 
地面が映るくらいに磨き上げて満足したので終了オエー
キールガードの接着を強めるため念のための脱脂も終了。
上向きのポリッシュ作業とか、腕と背中がプルプルになっちゃって超シンドイオエー

 我が家のガレージは地面が土なので寝板が転がりません。 
そんな時は段ボールを引くと、作業しているうちにズレて身体中泥だらけになるのでオススメです。

キールガードの位置決めのために仮設置していきます。
自分が納得いく場所が決まったらマスキングテープなどで軽く固定します。
 
場所が決まったら設置したキールガードのアウトラインに沿ってマスキングで印のために一周囲う。

 
それからキールガードを外すとこんな感じ。
なんでアウトラインにマスキングで印をしたかというと、この後接着を良くするために足付けを行うから。
 
マスキングで印しとかないとどこまで足付けして良いか分からなくなって、キールガード貼った後削りすぎちゃった…驚きってなる。
 

 
付属のスコッチブライト? 研磨パットでキールガード接着面を荒らしていきます。
このパッドは優秀なやつなので目詰まりしたりもしないし研磨力も強いので思ったよりもつらい作業ではありません驚き
 
嘘です。。上向きでの力仕事はめちゃくちゃ辛いですw
画像見てるだけですごく腰が痛くなってきたむかつき

 
磨き終わり~!!
せっかくポリッシュした面をガリガリ削っていく作業は精神的にきますが、一定のラインを超えるとどうでも良くなってくるので大丈夫ですw
 
足付け中に素手で触ったので念のため再度脱脂します。
中年男性はこういう時、自分自身の脂分に悩まされます煽り
 

 
そしたら足付けした場所に付属のプライマーを塗っていきます。
スポンジ状の物にプライマー液が染み込んだもので、開封すると悪臭がするので注意してください煽り
 
自分はこの臭い…嫌いじゃないですw
 
薄く均一に伸ばすように塗るのがポイント。

 
プライマーが乾いたらいよいよキールガードの貼り付けです。
足付け+プライマーで接着対象は完璧な状態なので、一度貼ったら全然剥がれなくなります驚き
 
仮でちょっとくっ付けておく…とかするとマジで剥がれなくなるので慎重に位置決めが必要っス。
 
裏の保護シールは3分割でセンターだけ剥がせるのでまずはセンターを合わせるように張っていきます。

 
センター接着完了。
この時点でズレているとダメダメですネガティブ 
煩惱を捨ててください。

落ち着いてゆっくり心穏やかに貼りましょうw

 
センター位置が決まったので、後は両サイドの貼り付け昇天
一気にやろうとせずに少しずつ空気が入らないように貼っていきます。
 
付属のヘラでも良いのですが、力がいれにくいので圧着ローラーとかあると便利(写真撮り忘れ)
ゴムハンマーも使用してキールガードを叩くと強固に接着します。

 
貼り付け完了!!!
もうこの時点で超強力に接着されているので、ちょっとやそっとじゃ剥がれません。
むしろどうやって剥がせばいいんだいレベル。
 

 
ですが…プレーニング中の水圧は想像を超えるのでキールガードの周りをシリコンコーキングでシールします。
てか…日本のボーターの方々や、ボートショップの方々が当たり前にやる作業なので、自分もやらなければいけないという強迫観念もしくは圧を感じますw
 
確かに万が一剥がれたら再接着不能だしリカバリー出来ないのでやっておいた方が絶対良いです。
でもアメリカのやつらはやらない事が多いっすね凝視 国民性かな? 
自分は圧に弱いのでやる事にしますw
 
貼り付けたキールガードの端から3mm程度離してマスキング。

 
そしたらコーキングガンでキールガード周りにシリコンぬりぬり。
ゴム手袋をした指先で角を撫でるように均してあげると仕上がりが綺麗です。
角用のシリコンヘラも使ってみたけど、自分は指の方が仕上がり好きでした。
 
今回使ったシリコンはコレ。
 
シリコン塗り終わったら硬化する前にマスキングを剥がします。
ンギモッヂィイイイイイイイイイイイイよだれよだれよだれよだれ
 

 
塗装のマスキング剥がす時と一緒で、最後のこの作業のために辛い思いしていると言っても過言ではありませんねオエー

全ての苦労が報われる瞬間w
 

 
終了したのが深夜なので疲れて全体像の完成写真はありませんが、中々良い感じに出来たのではよだれ
 
ホント何やらせても上手なんだから~よだれ
…こうやって自分を肯定し続けないとやってられません。チクショウむかつき
 

 
キールガードを貼るのは自分のを含めて4艇目ですが、いつもは2名での作業でした。
今回は1人での作業なのでめちゃくちゃ面倒ネガティブ
出来んことはないけど2人でやる事をオススメします。

仕事が忙しい時は夜遅く帰り、たまに早く帰った日は倉庫に籠もって夜遅くまでボートいじり。
ほとんど家族と顔を合わせないダメ人間っぷりを発揮してますが、文句を一切言わない嫁ちゃんには恐怖すら覚えます驚き
自分が嫁だったらブチ切れて引きずり回すw

うちがよそからなんて言われているか知ってる?
母子家庭って言われてるんだぜw

手伝ってくれって言ったら嫁ちゃん手伝ってくれるけど言えねぇよ驚き

反省はしているけど改善はしない。
だってダメ人間だものニコニコ

…ボートイジり落ち着いたら家族サービスしよ。


お疲れ様でした!