お疲れ様です。
バレットボートってドレン穴が結構閉めにくい位置にあるんですよ
海のボートも締めにくいんかな?
皆さんも経験あるんじゃないですか?
しゃがんでドレンを締めて、立ち上がる時にジャックプレートや船外機に頭等を強打した経験が…。
勢いよく立ち上がって背中強打した時なんか、変な声出てしばらくの間フリーズしちゃうはず
出血なんかした日には楽しい釣行が、地獄に様変わりです。
自分はガラスの腰を持っているので、低空飛行でドレンを締めに行く動作がとっても危険
危険が危ない!!
バレットは10インチのジャックプレートも付いているし、ドレンの開け閉めするのに低くく屈んで潜るようにしないとダメ。
洞窟探検のようなスリルを毎回味わえる。
そんなスリルいらない。
レンジャーもかなりキツイ位置にあったけど、まだマシでバレットのドレンはこれなんです。
閉めにくいし取りにくい
しかも無くしそう。
こういうレンジャーみたいなドレンだったらまだマシだったのに
どちらにしても屈んでドレンの開け閉めすんの辛いのでリモートドレンを付けたいと思います。
バレットの場合、船外機のリモコン付近にで操作したいなら10ftがオススメ。
6ftだとちと足りない
リモートドレン凄ぇ高くなったんですね
前はもっと安かったような気がする。
それでも自分が買った時はAmazonが一番安かったです。
円安の馬鹿野郎。
一般人にとっては円安のメリットなんて無いに等しいのじゃい
頑張れ政治家! 税金払え
レンジャー乗ってた時も付けようと思ってたけど結局付けなかったやつ。
今付いているドレンを外して、リモートドレン付けて完成☆キャピッ
…的に出来れば良いのですが、当然一筋縄では取り付きません
まず今のドレン穴には真鍮のバレルが入っていて穴が狭くリモートドレンが入りません
穴は狭い方が良いって事ばかりではないのです。
なのでバレルを破壊していく。
これやるともう後戻りは出来ない
薄い真鍮の筒なので貫通ドライバーで少しずつめくるように壊します。
外れたバレルがこれ。
割と簡単に取れました。
もっと厳つい厚みの筒かと思いきやペナペナだったw
バレットのバレル外してる情報なんて世界中探しても無かったから、ネットで情報出すのは俺が初だと思う
先駆者! 嬉しいっ! イケメン!
ただでさえ少ないバレット乗ってる人でドレンのバレル外したい!!って思う人なんて超少ないけど
念の為SEO対策で英語でも書いておこう。
bullet boat remote drain flow−rite How to attach a remote drain to a bullet boat remove the brass tube
適当に並べただけw アメブロSEOクソ弱いから多分無意味。
この情報欲しくて探してココにたどり着いたアナタ。
アナタは間違いなく変態だし頭おかしいから是非連絡ください。
多分気が合うと思いますw
外れた穴はこんな感じ。
一見普通の穴に見えますが実はダメダメ穴です。
多くのバスボートってドレン穴の部分は比較的薄く作られていて、リモートドレンにしても特段問題はありません。
しかしバレットのドレン穴は厚みが3cmくらいある。
厚い方が強度あって良いじゃないか?って?えっ?ん?
ねぇ…? 厚い方が良いの?って聞いて!
リモートドレン付けても水が出てこない可能性大なんじゃい
分かりにくいのでsgr画伯の超絶分かりやすい絵画で説明するとこんな感じ。
字も汚いし絵も下手なの忘れてた
…っていう事なので対策としてドレン穴を逆テーパーに削っていく作業開始。
アメリカのバスボートフォーラムに「バレットってリモートドレン付けれんの?」って聞いたら、「真鍮のバレル外せば行けるぜボーイ! 帰ってママのおっぱいでも吸いな!」って言われて取り付けする気になったんだけど、そもそもあいつら適当なの忘れてた。
簡単には付かねぇ
そのままじゃ水の出ないただのパカパカ伸び縮みする筒が付いただけになる
てことは俺に教えてくれたアメリカ人はただのパカパカする筒が付いているボートに乗っている可能性があるって事か…。
めちゃくちゃ面白い人だったwww
ドレン穴をキレイな逆テーパーに削る工具なんて持っていないので地道にヤスリで削っていくぅ
そんで削った穴がこちら。
まあまあイイ感じに削れた。
ブログだと一瞬だけどホントは狭い船底に横になって上向きでの作業だったから、おばあちゃん並みの筋量しかない自分はヒィヒィ言いながらなんとか完了
リモートドレンを仮付するとこんな感じに。
穴が広がった事で水が溜まっても排水できるはず。
細かいゴミとか流れてくると詰まって排水出来なくなるから、何か対策考えないとな
このボートこの上にデカいガソリンタンクが設置されてるから、詰まったら簡単には掃除できない。
リモートドレンを付けてはいけない系ボートだったかもw
もう付けちゃったから突き進むのみ
最悪普通のドレン付ければ良いだけだし。
穴を削った事によってベース材のバルサ(木)がむき出しになったので、エポキシでコーティングする。
ココは速乾性のあるエポキシ使った方が吉と思ったので5分硬化タイプをチョイス。
"指にヌルヌルした液体を付けて穴に塗り込む"ってだけで健全な諸兄たちはイケない想像をした事でしょう
もちろん「ここかぁ? ここがいいのかぁ~?」って言いながら塗りました。
塗り込み完了。
写真は塗ったばかりのところで、白濁していますが硬化したら透明になります。
これを2回程繰り返し防水性能アップを図りました。
エポキシが硬化したのを見計らってその側のマウントを取り付けていく。
固定穴の位置を決めるため、マスキング貼って印を打つ。
ドリルで穴を開ける時、勢い余って空けすぎちゃうと困るのでマスキングでドリルに印しとくと空けすぎない。
付属の取り付けビスの長さに合わせる。
ドリルで穴を開けたら穴の周りはやっぱり面取りしとく。
そのままだと締めこんだ時にゲルコート割れる時あるんすよ。
ドレン穴の周りがガタガタなのは、バレル外した時に自分がやったわけじゃなくて、バレル外したらこうなってたから
ホントなんだって!
信じてください! 僕じゃないんですw
いや…マジで俺じゃない…。 バレット社は一刻も早く良く切れるホールソーを買うべきw
でも「そんな細かい事を気にするのは日本人だけだ!」って最近別件でアメリカのおっさんに怒られたばかりだったw
うるせぇバーカ!
お前の母ちゃんアメリカ人!
取り付け完了!!
これでいちいち潜らなくてもドレン締めれるぜ!
動きはこんな感じ。
締めても水入ってくる可能性あるから、締めたら最後に手で一押し必要らしいけど、自分のはリモコンを力いっぱい締めると閉じるな
個体差かな?
それともやっぱ一押ししないと漏れるのかは浮いてみないと分からない。
ドレン側は取りついたのでリモコン側を取り付けます。
取り付け場所は運転席のココが良さげかな?
締め忘れに気づいたら即座に締めれるからココ一択でしょう
リモートドレンのリモコンのワイヤー位置に干渉する物が無いか確かめるために船外機のリモコンばらして確認が必要でした。
こういうのがいちいち時間食うんよね
いつもボートに穴開ける時はこういうタイプのホールソーを必要なサイズ分買い足してきたけど、友人のIさんおススメのやつを購入したのでそっちを使ってみる。
自在錐っていって穴のサイズを任意の大きさに変更出来る奴。
この手の道具は持っていなかったので、経験値獲得のために導入。
使い物になるなら儲けたものだぜ
結果は……めちゃくちゃ切れるwww
これは凄い!
今までのホールソーでも不満は無かったけどこの切れ味はヤバかったw
何でもやってみるもんだな…と思った深夜2時でした
ただ自在錐のアーム部分が長いので、狭い所等で使うと高速回転したアームが周りの物を容赦なくぶっ飛ばしていくので注意が必要
自分は上の画像にある船外機リモコンのボルト吹っ飛ばして顔面カスめました
危険予知能力がクソofクソ。
ちなみに切り抜いたものはコレ。
やっぱりバルサをベースにFRPでサンドイッチして、表面はゲルコートで処理している感じ。
FRPの層も裏側は恐らく2プライで表面は4プライ位かな? その上にゲル。
多分これで2g無いんじゃないかな~?
レンジャーなんてFRPだけで3cmくらいあるからクッソ重かった。
かなり硬かったんでやっぱレンジャーって剛性半端ないんだなって思う
バレットは真逆でこれでもか!!ってくらい薄い
で、リモコンの取り付け。
イイ感じ!!
カッコよろしい
リモートドレンが取りついたことによって戦闘力が20位上がったな
締め忘れてもずぶ濡れになることなく閉じることが出来るのはメリットデカすぎる。
注意力クソ雑魚ナメクジなので、これはマストで付けたかったアイテム。
テンション爆上げだぜ!!!!!!!
………っあれ……。
キールローラー朽ちてない?
しかもトレーラー側のステーも朽ちて土になってない?
キールローラーが朽ちている事に気が付き、追加で買うものが増えた。
知ってたけどバウローラーも朽ちてるから一緒に買おう。
日本経済に貢献できる喜び
消費活動は経済の活性化に直結する大切な行為
バレット買ってからいくら使ったんだろ…。
そんなこと考えるなんて野暮だぜ
これはロマンの乗り物
「いちいち女々しいこと考えてないで、欲しいもの全部勝ったらいいわ
」
「どうせその内買うんだから、早いか遅いかの違いだよバーカ
」
ってどこからか女神の声が聞こえる。
ありがとう女神様
言われた通りにします。
お疲れ様でした~。