お疲れ様です~昇天

連日の配線引き直し業務は続行しています。
 
前回のブログはバッテリートレイを作って、リチウムイオンバッテリーを乗せたところまででした。
 
バッテリーにつなぐメイン配線は8sq、エヴォテックのバッテリー端子のボルトはM8。
なので使う裸丸端子は8-8ですね。
 
ボートは水辺で使うものなので、そのまま圧着しただけだと端子が錆びるし、水がかかった時に毛細血管現象で配線内に水が浸み込んで腐食の原因になります。
 
まさにこんな感じ。
 

 
端子が腐食してしまうと電圧の低下、ロスト、アース不良、抵抗の増加、バッテリーとの接地面減少による発火等々…いいい事が一つもありませんネガティブ
 
自分がやっている方法はこんな感じ。
 
 
まず普通に圧着して端子をつける。
配線に対して適切な端子と、圧着工具を使うのが鉄則物申す
 
 
使っている圧着工具はコレ。
アマゾンの安い奴だけど、電気工事士で酷使するとかじゃなければこれで十分なのでは。
16sqまでいけるし、ボートの配線やるんだったら持っていても損はないはず昇天

 

 

 

圧着したら半田で小口を塞ぐ。
なるべく端子の中にも溶け込むように、しっかり熱をかけて吸い込ます。
そうすると、万が一配線に水がかかっても配線内まで水が浸み込むことを防げます凝視
 
 
このサイズの配線に半田を溶け込ませるには、それなりに出力が大きな半田ごてが必要です。
 
やっぱり熱物は信頼の白光製でしょう。
お値段もお手頃なのでおすすめ。
 
 
気づきました? そうです。 私はコスパがいいものが大好きです。
 
 
リチウムは積みっぱに出来ないので簡単に脱着できるようにアンダーソンコネクタで接続できるようにしました。
 
 
トラブルが起きた時に原因の切り分けが出来るように簡潔にしておきたいですね。

あと端子がむき出しなのでスパナとか落とすと短略しちゃうので対策考えなきゃ。
15Vと36Vのケースが一緒で区別がつきにくいのでその対策もだな魂が抜ける
 
 
 
コルゲートチューブで配線をカバーしながらコンソールまで配線を這わせてきました。
このタイミングでも使われていない配線は容赦なく毟っていきます凝視
 
 
使われていないのに当たり前みたいな顔して横たわっている配線を見るとぶっ殺したくなりますよね真顔
 
どの配線がどこに繋がっていて、どんな役割を果たしているのかを理解するとスッゴイ楽しい。
ふ~ん…、キミそこからそこに入ってそこで分岐されてスイッチ通ってそこに行くんだ…
エッチじゃん…? ってんなるw
 
そうするとトラブったときに、ここが動かないって事はきっとアソコかアソコだな…って特定が早い。
湖上で応急処置とかも出来るので貴重な休日を棒に振る事も無くなる。
 
 
やっとコンソール前のストレージまで来ました。ココにメイン電源を通すため、ホールソーで壁に穴開けて配線持ってきます。


配線通すなら30mmくらいが良いと思う。

 

 

 

くりぬき成功。

 

 

今思うと右上に穴開けずに、左上に穴開ければもっとスマートに配線できたはず。

後の祭り真顔真顔真顔

 

(この記事を書いている今は配線全て終わっています)

 
このころは配線で頭いっぱいで配線の事しか考えていませんでした。
楽しすぎる。
 
 
今回はストレージの壁に配線台を作ります。
 
段ボールで型を取ってテンプレ作成。
 

アルミ複合版をテンプレに合わせて切って仮合わせ。
 
 
イイ感じかも~よだれ

実はこの前にアクリル板で試したのですが、衝撃で割れるし熱にも弱いので失敗真顔真顔
良く考えればわかる事なのに無駄に材料費を使って社会に貢献。
 
 
通常のバスボートであれば、コンソール付近にヒューズBOXがあって、バウ付近にも端子台がありフロントの機器はそこから電源を取るのが普通だと思います。


ただそれだとトラブったときに前か後か?ってどこがトラブっているのか特定が面倒なので、今回はこの配線台から全ての機器の電源を取ることにしました。
 
ソッチの方が面倒じゃん!!って突っ込みは聞きません大あくび
一度やってみたかったんです。
 
 
配線台の位置が決まったのでフロントの機器の位置決めです。
機器の位置が決まらないと配線余っちゃったり、短かったりで後々手間がかかりそうなので。
 
 
12インチのエコマップウルトラは前に使っていたマウントに乗せました。
7インチも設置する予定ですが、ライブスコープローテーターに干渉するし、マウント作るの面倒なのであり合わせで調達。

エレキフットペダルのオフセットトレーに直付けマウントとします。
スペーサーとM8ボルトで橋桁?見たいの作って12インチと面になるようにセッティング。
 
裏からボルトを出すので、皿ネジのテーパーを逃がすために裏にザグリ加工してます。
 

ついでに各バッテリーの電圧を監視したいので、オフセットトレーにインジケーターを取りつける。
 
見やすい位置で邪魔にならなくて、取り付けが簡単な場所を探したらオフセットトレーになりました。

 

 
右はエボテックの純正インジケーターで36Vのリチウムを監視します。
こいつは過充電や過放電を感知してアラートを出してくれるらしい。
 
自分的には電圧の減り具合さえ見れれば満足ですが、興味があったので購入。
 
 
こっちもエヴォテックのインジケーターで良いじゃん?って思うけど、エヴォテックのインジケーターは15Vには対応しておらず、電圧は監視出来るけど各種アラートは出来ないらしい。

だったら安い方がいいよね。
しかも45wの急速充電できるし一石二鳥。
 
配線引き直しが終わった後の画像だけど完成はこんな感じ。
なかなかいいのでは?
 
もう一個追加して12Vも監視出来れば完璧だな。
 
7インチのマウントも高さバッチリ。
見た目…まぁアレだけど…。 ここはその内やり直そう…(絶対)
 
できれば一体型で最低でも4mmくらいの鋼材で作りたい。
角度や位置の調整がフレキシブルに出来て、配線も隠すことができるマウントの構想はある。
 
ベンダー無いから溶接で作るしかないのよねネガティブ 買おうかな~。 
 
 
 
そんな感じであっちもこっちも同時に手を付けるもんだからもう地獄のような有様です凝視
この写真は終盤でまだ綺麗になっている方。
 
集中力がなくて、一つの事に集中して取り組めない。
もう色々気になっちゃって、全部直したくなっちゃうぜ。
典型的アスペ&ADHDに悩ませられる驚き
 
今度は底から出ている排水のためのホースの劣化が気になって配線どころじゃなくなった。
はぁぁ~…ネガティブ
 
硬いホースで接続されているので柔らかくて取り回しのきくホースをホムセンでゲット。
こいつに変更していくぜ。
 
 
バレットはデッキの先端に排水の穴があって、そこの水は画像のパイプを通して船底へ抜けて行く。
 
長年そこに設置されていたので硬化が酷く、もちろん簡単には外れなくてヒートガンで温めたりプライヤーで挟んでグリグリしたりカッターで切れ目入れたりしてやっと外せた。
 
外せたら取り回しを変更しつつ新しいホースを付ける。
ここはセンターストレージなので、ロッドなどを入れるとホースが邪魔になるのでその辺を考えながらなるべく邪魔じゃない位置に設置する。
 
手前の手に持っているホースはエレキペダルのオフセットトレーの排水用。
 
ホース分岐の三つ又は真鍮製とかのカッコいいのが良かったけど近場に売ってなかったので、とりあえず元々付いていた園芸用の三つ又で我慢煽り
そのうち良いのが見つかれば変えよう。(たぶん変えない)
 
古いホースは弾性が失われ、もはやプラスチックのようにカチカチ。
別に変えんでも良かったけど、こういう細かいところまで手が入ったボートって気持ちがイイよね。
 
魚探の位置、機器の位置は決まったので後は配線を繋いでいく作業。
またこれが大変なんだなネガティブ
 
フロントの機器はフロントに端子台作ってそこから電源取れば簡単なのに。
どうしてもセンターから全ての機器の電源を取れるようにしたい。
 
だってその方がカッコいいくない?(謎理論)
 
 
ほぼ毎日仕事が終わった後の余暇時間3時間位を作業に当てています。
 
本業はマルチタスクに色々同時進行しなきゃな感じなので、脳の色んな所がフル回転しているけど、ボート整備は脳の一か所がフル回転する感じで気持ちがイイよだれよだれよだれ
この感覚分かる人います?
 
直列4気筒エンジンを引っ張ってブン回すのも気持ちいいけど、大排気量の2気筒エンジンをトルクでブン回した方が気持ちいい的な…。
 
考えていた通りに作業が進み、理想的な挙動が完成した時に脳から出るアレ。
凄く一時的にしか出ないけど、麻薬的な快感がありますよね。
多分アレの中毒者なんですよ。
 
一度やった作業では出ないので、やった事ない事や、どんどん過酷な作業にエスカレートしていく。
まさにドラッグよだれ
 
みなさん、バスボートは危険です。
今すぐ手放して下さい物申す
 
仕事中もバスボートの事が頭から離れなくなり、脳のタスクが1つ埋まってしまいます。
パフォーマンスが低下し仕事に支障をきたす恐れが高いです。
 
用法用量は守って正しく遊びましょう。
 
 
お疲れ様でした~昇天