以前AmazonのFire TVstickを車載する記事を書きましたが、その際にHDMI接続だと複数台のモニターがある場合、HDMIの規格上1台にしか映せないと書きました。
色々誤解もあるようなので訂正します。
確かに
fireTVstick
ナビのHDMI入力端子
ナビの映像出力を分配してリアモニター(RCA)
ナビの画面にしか映らない
です。(他のナビで試したことが無いので私の環境です。多分全部そうだと思う)
HDMIの規格上、デジタルで入力されたものはアナログでは出力できない様になっているようですね。
つまりリアモニターやフリップダウンモニター等、複数モニターが設置して、ナビを通してそれを分配する場合、fireTVstickを繋いだ最初の一台にしか映すことは出来ません。
なので前回はこんなのを使って接続
fireTVstick(HDMI)
変換ケーブル
RCA端子へ変換
ナビのRCA入力端子へ接続
ナビのRCA出力端子から分配
リアモニターへ出力
という接続にしていました。
問題なく2年間使用していましたが、やっぱりRCA接続はHDMI接続に比べて画質が大幅に劣ります。
今回車をプラドに乗り換えたことと、それに伴ってリアモニターも購入したので、試しにHDMIを分配してみる事にしました。
リアモニターないと子供がうるさい!!w
ちなみに購入したリアモニターはコチラ↓
モニターを購入する条件はHDMI入力端子がある事!
じゃないと意味ないですからね
以前fireTVstickを車載する記事を書いた時には、HDMIを分配してリアモニターに繋いでいる方は、知る限りいなかったので不安ではありますが、人柱的にやってみるのも面白いかなと。
今はやっている人いるのかな?
出来なかったらどうしようw
たしかHDMIの規格で出力制限台数なんかもあったはず。
HDMIは機器間で通信してて、今何台繋いであるとか分かるみたいですね。
ナビなんかは直接fireTVをHDMIに入力すると、出力の制限台数あったり、そもそもHDMI出力なかったりするので、この辺はご自身のナビの規格をご確認下さい。
だけど、やってみないと分からないし、こういうの楽しいよねw
多分だけどこのやり方なら大丈夫なはず!
とりあえず配線まだだけど、モニター仮設置。
完成した時のイメージトレーニング。
9インチモニターデカいな。
続いて配線通すためにセンターコンソールを分解〜!!
古い車ばかり乗ってきたから知らんかったけど、最近の車って引っ張れば外れる親切設計なのね!
整備性最高です。
1980年代のアメ車とかボルトナットで固定してあったり、ボディに直接鉄板ビスぶち込んであるからねw
そして一度外したら二度と入らないのw
だがそこが良いw
そしたらシートの後ろのカバーを外していきます。
分かりにくいけど、シートの下側にリングで固定しているので、リングをラジオペンチ等で広げて外します。
んで、このプラドのシートはファスナーで留まっているので御開帳。
くぱぁ....っ
ヘッドレストに固定するタイプのモニターだと、ココのヘッドレストを差す出っ張りの横から配線を通す事が多いと思いますが、無理するとシートが破けるのでコツが要ります。
ファブリックのシートだとマイナスドライバーとかでコジッて無理やり広げた穴に配線突っ込んでも、無傷で済むことも多いですが、皮シートの場合は最悪破けるので無理やり入れてはダメです。
女の子にするみたいに優しくしてください!(激怒)
こんな風に先にカリ出っ張りの部分の上まで皮をめくってしまいます。
折角剥けてるけど被せる感じです。
やっぱり無理やりやると破けるので、ゆっくり焦らしながら前戯長めでお願いシャスw
配線を通したら、シート破かない様に再度ゆっくりと皮を戻します。
さっきから意図せず卑猥な表現多めですが、的確に説明するための苦渋の決断だったので許してください。
リアモニターに直接HDMIケーブル差すので、なるべく目立たないようにL型のタイプを選択。
差し込みの向きが90度と270度があるので間違えちゃ駄目っす。
プラド150の場合、3mあればちょうどいい感じでした。
ちなみに電源をナビ裏から取ろうと思いましたが、すでにドラレコやその他備品の装備が多く、配線径に対して許容電圧超えそうだったのでヒューズから取りました。
プラド150中期のシガー電源(ACC)は15Aの低背ヒューズです~。
ホムセンで似たようなやつゲット。
アルパインのこのモニター、消費電流は最大で1台あたり3Aらしいのでギリかなと思いますが、最大になる事は稀だと思うので大丈夫でしょう。
ヒューズからACC電源取る時は、ヒューズ抜いた状態でACC入れた時に、検電テスター当てて電源来ている方に配線出ている側を差し込んでください。
理由は何だっけな...昔教えてもらった事そのまま覚えただけなので間違えてたらすみません。
ヘッドレスト側に電源とHDMIケーブルを通したので、配線をセンターコンソールに這わせてグローブボックスまで引いてきました。
センターコンソールの中に空洞があったので、ソコに全て隠しても良いのですが、機器がトラブったときにまたバラすの面倒なので、すぐにアクセスできるところがおススメです。
なんかゴチャついてますが、配線はこんな感じ。
fireTVstickをHDMI分配器に刺す。
するとfireTVstickのデータ信号が4つに分かれます。
4つに分かれたのでケーブルを刺して
①ナビのHDMI入力へ
②リアモニター1のHDMI入力へ
③リアモニター2のHDMI入力へ
④もうモニター無いので空き
としました。
今回は小細工して電源も工夫を。
画像の電源①の部分。
この増設ソケットから電源取るのはfireTVstickです。
今まで何が不便って、電源をACCから取ってたもんだから車のエンジン切るたびにfireTVも電源切れるので、アニメとか見てる時、その都度操作して続きを見なきゃって感じ。
このソケット、タイマーが付いてて0分、30分、60分から選べるので、設定した時間のうちはエンジン切ってもfireTVの電源が落ちない👍
自分は30分に設定しました。
コンビニとか寄っても、30分間はfireTV起動しっぱなしなのですぐに続きが見れます
配線は3本あって1本は常時電源から取って、もう1本はACC電源。
ACCのON-OFFがリレーのトリガーとして作動してます。
もう1本はアースで。
電源②はHDMI分配器の電源取ってます。
電源はACCから。
別にHDMI分配器もタイマーで30分起動してても問題無いのですが、無駄にバッテリー消費するの嫌だし、他のアクセサリー付けた時用に電源確保しておきました。
ここは好みですかね。
グローブボックスを機材達に占領されると車検証等が入らなくなるので側面に貼り付け。
もっとキレイに出来たかもですが、美的センスゼロの私にはこれが限界でした。