ご無沙汰しておりました。
 
仕事柄、年度末は官公庁系の締めや、駆け込みのお客様で多忙になり仕事に忙殺されておりました。
 
嬉しいことに私自身の昇進も重なり、仕事に対するやる気はあるのですが、そうすると趣味の方が疎かになっています。
 
仕事と趣味なら、迷わず趣味が優先ですが、そうもいかない時もありますね。
 
 
もう桧原湖は氷が溶けて、シーズン秒読みとなってますので、気持ちばかり焦ります💦
てことで、しばらく放置してたバンクの修理の続き〜!
左舷のブラケットに錆止め入れたので本塗りします。

 
いきなり完成。
 
錆汁で汚いところは、軽く脱脂して白ペンキで塗りつぶしてやりました。
 
ムラになっているけど、来年トレーラーは全塗装予定なので気にしない。
 
前側のブラケットもこんな感じ。
フレームはサビが浮いてきてますが、今シーズンはこのままにします。
 
時間がない💦
 
とりあえずこれで安心してボートが牽引できます⭐
 
バンクブラケットが終わったので、残すはシートの張替え。
 
元のシートの縫製を外していって、パーツごとに分けます。
しかしホントにボロいな笑
 
さすが20年落ちのボートのシートです。
20年間お疲れ様でした。
 
どういう風に縫ってあったのかを、覚えておかないと元に戻せなくなるので注意です。
 
写真に残すと間違えないのでおすすめです。
 
 
縫製を解いた合皮は、劣化でパキパキに硬化しています。
型として使うので、雑に扱うと生地が割れて、使い物にならなくなるので慎重に。
 
縫製の折り目は、アイロンでスチーム当てながら伸ばしていきます。
高温だと合皮溶けるので注意です。
 
 
シワと折り目を伸ばすとこんな感じ。
 
シワッシワだったのでパーツを全てアイロン当てたところ。
体重が掛かって生地が伸びている所は、無理に伸ばそうとせずに、そのまま型取りします。
合皮は柔軟性があるので、張替え時に生地を張れば良いと思います。
 
剥がした生地を型に、新しい合皮にマーキング。
 
型と切り出すパーツに番号振っておくと間違えないかと思います。
なるべく無駄の無いようにやりますよ〜。
 
んで切り出したパーツがこれ。
今回はグレーと黒のツートンでいきます。
 
 
元のシートと同じオリジナル配色でも良かったのですが、フリーザ様っぽくて少しダサいと感じたので、変更です笑
 
今回は合皮.JP さんから野外用の合皮を購入しました。

 

 

 

野外用の紫外線に強い合皮って、一般消費者が簡単に買える所、中々無いんですね。
 
バスボートのシートは、紫外線にさらされ続け、さらに雨や汚れが付きやすい環境にあるので、普通の合皮だと劣化が早いです。
 
折角苦労して張り替えるのに、2〜3年間で破れたりしたらショックで失禁してしまうかも知れませんゲロー
 
値段が張るのは仕方なしです💦
 
 
生地と同じくらい大事なのがミシン糸です。
 
バスボートのシートが劣化して破けるのは、縫い目から破ける事が多いと思います。
 
野外使用の物なので、天然繊維のミシン糸では劣化が早く、縫い目から解れていってしまいます。
 
野外使用のバイクシートやボートシートには合成繊維がオススメです。
ナイロンやポリエステル素材を使うのが一般的なようですが、今回はコチラを用意しました。
 
REPUV というミシン糸で、UVカット性能と撥水性がある糸になります。

 

 

 

お値段も素敵ですが、本職のテント屋さんも使用する糸の様なので信頼性で選びました。
 
普通の家庭用ミシンでは扱えない太さの様で、工業用ミシンがあればベストです。
 
しかしそんなものはないので、たまたま家にある職業用ミシンで縫えるギリギリの番手としました。
 
 
釣りブログなのに縫製の話とか、面白くも何ともないですが、お付き合い下さりありがとうございます笑
 
今月からは無理やり仕事を定時で切り上げ、急ピッチでシート張替えをする予定です。
 
だって春だもの笑
 
 
お疲れ様でした〜❗