宮澤賢治氏の作品
「鹿踊りのはじまり」③
朗読しました
聴いてくださると
うれしいです

こちらから↓お願いします
http://05c05d2d63.seesaa.net/?1316329892


*録音時間の長さによっては
携帯等で音声再生されない場合も
あります。ごめんなさい。

*このお話のURLは↓から
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/43760_17902.html
*追記 文中の方言でわかりづらいものを
さきみ視点で注釈してみます^^

「なじょだた、なして逃げできた。」
     ↓
「どんなようすだった?なぜ逃げてきたの?」

「かじるべとしたようだたもさ。」
    ↓
「かじろうとしたようだったからさ。

「ぜんたいなにだけあ。」
    ↓
「いったいなんだろうね?」

「わがらないな。とにかぐ白ど
それがら青ど、両方のぶぢだ。」
    ↓
「わからないなあ。
とにかく白とそれから青と、両方のぶちだ。」

「匂いあなじょだ、匂いあ。」
    ↓
「匂いはどうだった?匂いは?」
・・・
「はでな、いぎつでるが、いぎ。」
     ↓
「はてな、息してるか?息。」

「さあ、そでば、気付けないがた。」
     ↓
「さあ、それは、気づかなかった。」

「こんどあ、おれあ行って見べが。」
     ↓
「こんどは、おれが行って見て来よう。」

「なしてにげできた。」
     ↓
「なぜ逃げてきたの?」

「きびわりぐなてよ。」
   ↓
「気味が悪くなってさ。」

「いぎつでるが。」
   ↓
「息をしてるのか?」

「さあ、いぎのおどあさないがけあな。
口もないようだけあな。」
   ↓
「さあ、息の音はしないみたいだけど。
口も無いようだったよ。」

「あだまあるが。」⇒「頭はあるかい?」

「あだまもゆぐわがらないがったな。」
     ↓
「頭もよくわからなかったなあ。」

「そだらこんだおれ行って見べが。」
     ↓
「そしたら今度はおれが行って見て来ようか。」

「おう、やっけもんだぞ。」
    ↓
「おう、柔らかいものだぞ。」
・・・
「うん、あれよりあ、も少しこわぱしな。」
    ↓
「うん、あれよりは、もう少し硬いね。」

「なにだべ。」⇒「なんだろうね。」
「とにかぐいぎもんだ。」⇒「とにかく生き物だ。」
「やっぱりそうだが。」⇒「やっぱりそうか。」
「うん、あせくさいも。」⇒「うん、汗臭いもんね。」
「おれもひとがえり行ってみべが。」
      ↓
「おれもいっぺん行ってみようか。」
*鹿踊りの由来についての記事は↓から
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/sightseeing/kanko/1205909902591.html