小学校の思ひ出の続きですが興味の無い方は無視して下さい)
テニスに来られている方のお母さんが小学校の同級生だったのですが(ジュニア連の祖母)、子供の頃、後ろを結ぶエプロン風の服を着ていて、その紐を後ろからそっと解いて、教室の机に結び付けたりと、悪戯ばかりしていたようです。(最近聞きましたが申し訳ないことをしたものです)。
兎に角勉強は一切せず、自宅の勉強机と言えば、みかん箱とかリンゴの木箱を代用したのですが、その表面が荒削りでざらざらしているので新聞紙を貼り付け、机代わりにしていた事を記憶しています。
当時お袋が薬を飲ませる時に、オージクン(私の子供の頃の呼び名)は薬を飲むのがうまい、うまいと褒めてくれたのですが(良くある手ですが)、大きくなるまで本当にうまいと思っていたのですから、本当に知恵遅れに近かったのかもしれません。
ただ、算盤だけは上手く、特に暗算は小学校高学年、中学校の人達も私には敵いませんでした。”源平”と称して紅白に分かれて試合をするのですが、暗算ではいつもごぼう抜きで勝ち進み、読み上げ算になると大抵負けていました。
算盤のお蔭でこんな事もありました。中学校で全学一斉放送があり、読み上げ算を競うのですが、皆さんが算盤を使うのに私は大抵暗算で出来ましたので、目を瞑って読み上げ算を暗算で聞き取っていたところ、ある先生が私の所に来て何か言っているのです。五月蝿くて聞き取れないので目を開けてみると、君は何故目を瞑っていて算盤をしないのだと言うのです。私は暗算でやっていますと言ったら先生平身低頭で去っていきました。
又当時成績が一番の”綺麗な子”がいましたが、算盤の時間になると、つちやさんの顔をじっと見つめてくれていて、”その時だけは”自慢の時間でした。良かったなあ~。
♪♪~僕の可愛いミヨちゃんは 色が白くて小さくて 前髪たらした可愛い娘 あの娘は高校二年生 ちっとも美人じゃないけれど なぜか僕をひきつける つぶらな瞳に出会う時 何にもいえない僕なのさ~ ♪♪
つちやさんの思ひ出はまだまだ続きます。