与党が教育基本法の「改正」について合意したらしい。

 戦前、政治が教育に介入し、あの悲惨な戦争の中で子どもたちを戦場に駆り立てるような教育が行われた。そういう反省の基に、今の教育基本法は生まれ、政治の教育内容への不介入がもりこまれた。


 それが、また昔の状態に逆戻りさせられようとしている。さらに、「愛国心」の押しつけが行われようとしている。

 愛国心って押しつけられるものなのだろうか? そういうのって、憲法に保障された内心の自由の侵害じゃないだろうか。政治家がいくら口先三寸でごまかそうとしても、日の丸・君が代の問題を見ても分かるように、それが教育現場に押しつけられ、推進される根拠とされるのは目に見えている。

 また、日本の学校には、外国人の子どもも通っている。そういう子どもたちにとっての愛国心ってどうなるの? 異文化への理解ということも含まれているようだけれど、日本の学校で行われる「愛国心」の教育が、日本に偏ったものになることは目に見えている。


 いろいろな国際的スポーツ大会があれば、オレはなんだかんだいってもやっぱり日本選手を応援したくなってしまう。四季というすばらしい自然環境があり、農耕民族気質を持った日本人が好きだ。それは、たぶん、学校の先生が教えてくれた事じゃない。


 上からいろいろと押しつけようとするのが教育ではない。文字通り、教え育むこと、子どもたちが自分たちで考え、判断できる力を養っていくことが教育の役割なんではないだろうか。