働く看護師にとって頭が痛い問題といえば、職場における対人関係や夜勤などの勤務形態に体が合わないといった問題があります。看護師には女性も多いので、人間関係のもめごとが多い職場も少なくありません。
他にも、夜勤が必須なのも辛いものです。



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転職し、もっと環境が良く、日勤のみの職場を探して転職するのも間違いではありません。職場に勤めている看護師は、数万人いますが、それとは対照的に、資格を有していながらも、就職していない人が五十万人以上いると予測されています。

四万人のナースが足りていないといわれているので、その50万人の中のほんのわずかな人でも職に就くことができれば、この問題も少しは解決できると考えます。

特に90年代の終わり頃でしょうか、仕事としての看護師は、かなりハードな部類に入ると世間的に認知されていた節があります。しかし、現在ではもうすっかり、看護師が労働の対価に見合う高給を得られるといった事実について、急激に周知されてきているようです。何しろ看護師の給料といえば、家の屋台骨として充分に、家族が食べていけるようにできる程です。つまり看護師というのは高給を得られる仕事であるのは確実です。医師も看護師も主に病気の人と接する仕事ですが、二つの職業の差異はどこにあるのでしょう。
端的に言えば、医師とは、病気にかかった人の診察や治療、病気をいかにして予防するかを助言したり、必要なお薬を処方するといったことが仕事の内容です。

そして看護師については、医師の指導の下、医師が診療を行う際に、その補助をすることや心身ともに患者のケアするのが主な業務です。もし転職される場合には、ご存じのとおり、たとえ看護師であっても履歴書の持参が必要ですが、その際、注意点があります。
その注意点とは、履歴書の項目の中でも特に大事な志望動機をどのように記入するかです。

具体的に言うと、雇用条件や労働環境がよかったから志望したと書くよりも、研鑽に励みたいという理由や過去に働いてきた経歴を生かせそうだからといったような「この人はやる気があるんだな」と感じられるような内容がいいのではないでしょうか。看護士を志望する理由は本当に何をきっかけにして看護師を目指すようになったのかを交えるとイメージが良くなります。
転職の場合、その理由はこれまでに培った経験を有効活用したいもっと誰かの役に立つスキルを身につけたいなど、前向きなイメージを持たせられるものにします。



前の勤務先に関するネガティブなことは言わないようにしてください。


看護士の求人は多くありますが、希望に添った形の求人があるという状況はなかなかありません。

看護資格を持つ方で就職できればいいと考える方は少ないでしょう。できるだけ給料が高めで職場の環境が良く、夜勤のないところに勤めたいと思っておられる方が多いものです。



希望に添った形で転職するには、情報の収集を怠ってはいけません。ところで、看護師の外来での仕事というのは、病院を利用したことがある人ならご存知のように、注射や問診、点滴、血圧測定といったことを行ったり、医者の指示に従い、患者に処置を施したりします。

また、手術や検査などのときの移送も看護師の行う仕事となります。看護師は患者さんと接する時間が多いため、病気を治すだけでなく精神面での気配りも必要です。24時間対応が求められることの多い、看護師という仕事の勤務時間についてですが、実際のところは、意外に時間の調整はやり易いようになっています。
それもこれも、シフトがどうなっているかによりますが、休暇を時間単位でとる、いわゆる時間休も比較的とりやすいため、育児と仕事の両立を図りつつ、それ程無茶をすることなく、働き続けることが可能、と考えられているようです。子供が小さいうちだと特に、急な欠勤や退勤をせざるを得ないこともあるわけですが、ともあれ働き続けていられるということは、看護師という仕事だからこそ可能、ということは言えそうです。

補足としてですが、勤務時間は基本的には8時間となっています。高給取りで知られる看護師ですが、その中にも、もっと収入を得たいと考えて、Wワークに挑む人もいます。Wワークに向いた仕事も様々で、健診センター、健康診断、ツアーナース、イベントナースなどといった単発の仕事や短期の仕事も、正によりどりみどりで、うまく休みを使えば、Wワークで稼ぐことも結構、簡単にできるのです。ただ、本業の医療機関においてWワークを禁じていることがあったり、大体、本業自体がとんでもない激務なのですから、体に無理をさせてまで副業をするのは、決しておすすめ致しません。