先週、例のヨーロッパの熱波の縁の一部がスコットランドまで届き、当地でも気温が25℃から28℃あたりまで上がった。家の中にいても暑いほどで、これはもうゴルフに行くしかないと思い、コースへ向かった。
当日は迷うことなく半ズボンでラウンドした。実際、それでちょうどいいくらいの陽気だった。ところが、2ホール目のティーグラウンドあたりで、右のふくらはぎの横にチクッとした痛みを感じた。見てみると、

上の画像の様な(と言うか、まさにそれ)体長1cmほどの平たいハエのような虫が止まっていたので、すぐにそれを払い落とした。
刺されていた時間はごく短かったので、それほど影響はないだろうと思い、特に何の処置もしないまま、そのままゴルフを続けた。もっとも、その場でできることなど、実際ほとんど無かったとも思う。
その後も気にはしていたが、腿から下は完全に無防備なままでラウンドを続けざるを得なかった。そして9ホールを終えた時点で、私は4か所、妻も3か所刺されていた。
刺された箇所は時間が経つにつれて徐々に腫れ上がった。ひどいところでは、腫れの大きさがゴルフボールの直径を超えるほどになった。痒みは”ミッジ”ほどではないが、蚊よりはかなり強い。しかも痒いだけではなく、若干の痛みもある。市販のかゆみ止めを塗った程度では、まったく焼け石に水だった。
現在、”刺咬”から5日目になる。腫れはだいぶ引いてきたものの、中央部の発赤はまだ残っており、痒みも少し続いている。私も妻も複数箇所刺されたが、特にひどく腫れたのはそれぞれ1か所だけだった。そのため、残りは別の虫によるものかもしれない。とはいえ、私の1か所はかなり強く腫れ、妻のほうは腫れに加えて、直径1.5cmほどの大きな水ぶくれまでできてしまった。なかなかひどい状態だった。
さて、この虫の正体だが、妻によれば “Cleg” あるいは “Gleg” と呼ばれる虫ではないかという。そこで調べてみたところ、どうやら “Cleg” 、つまりゴマフアブ(Common horse fly)らしい。
私はこれまで刺された記憶がなく、今回が初めてだったように思う。スコットランドではここまで気温が上がること自体がそう多くないので、あの異例の暑さで虫の活動も一気に活発になっていたのかもしれない。
今回のことでよく分かった。暑い日のゴルフでは、暑さ対策だけでは不十分だ。虫対策も同じくらい重要である。半ズボンで快適に回れる気候はたしかに魅力的だが、その代わりに強烈な虫刺されを持ち帰るのでは割に合わない。
次にゴルフに行くときは、長ズボンで行く。さらに虫よけスプレーもしっかり使う。これを徹底するつもりだ。スコットランドの夏を甘く見てはいけない。暑い日ほど、虫も本気で襲ってくる。





















