コンサルタント(仮)のエッセイ

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まだ内定者です。政治、経済、社会、哲学についてのエッセイを綴ります。

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ヤスパースの哲学とは何かを読んだ。

ヤスパースは、哲学とは人間の本来的な活動であると考えていたようだ。子供が○×とは何か、という問いを繰り返すということはままあることである。そうした子供たちは齢を重ねることによって成熟していくにつれ、そうした瑞々しい感受性を次第に失っていく。哲学とは本来的な活動である一方で、有用性を軸とする今日的な価値基準では無用のものであるとされてしまう。

哲学についての統一的な定義を行うことにも困難があったことを認めている。哲学とはある人間が現実に対処することによってその人自身となることを意味するのであれば、それぞれの人々がそれぞれの答えを持っているだろう。

哲学が本来的な活動であることの証左として、インド、ギリシャ、中国において同時期にその萌芽が確認されたことが挙げられる。しかし、哲学の世界史が現代でも連続的に続いているものと考えることはもはやできない。なぜならば、哲学の世界史とは人間の精神史とも形容することができるが、世界中に交通網を伸ばし有限さというものを知ってしまった人類の精神にはもはや瑞々しさが失われてしまったからだ。